Result of ISA World Bodyboard Championship Final Day
Photo. ISA/Pablo Jimenez
国別対抗戦(ALOHA CUP)の決勝で勝ち進み、惜しくも
4位入賞でメダルを獲得した、TEAM JAPANの各選手達
Text by* Masahiko Yoshioka/Nikon
日本チームは総合ランニング5位でフィニッシュした。
特に大健闘したのは、U-18Girls クラスで見事優勝し、
2個目のゴールドメダル獲得の岡澤紫織選手でした。
12月6日~12月13日まで行われた、IWBC 『 ISA World
Bodyboard Championship』は、無事に終了しました。
Day4 はまず、榎戸崇人選手が登場。
ヒートが始まる前に、近藤義忠選手と何やら作戦話を
している榎戸崇人選手。
Day4の試合結果からお伝えします。
OPEN MEN Repechage Round 6
Heat 2 榎戸 崇人 選手
開始早々グットスコアをメイクして1位のポジションを
キープ、後半にもしっかりとライティングをまとめて
トータルスコア 12.67ポイントで 2位でラウンドアップ
OPEN MEN Repechage Repechage 7 (SEMI FINAL)
に進みました。そして、OPEN MEN Repechage
Round 7での榎戸 崇人 選手は、あと2回勝てば決勝。
前半に良い波をキャッチして大きなARSをかけますが、
まさかのワイプアウトをしてしまい、それでも後半に
7.33ポイントを出し追い上げますがタイムアウト。
トータルスコア 11.84ポイントで 4位になり、
8位で、今大会をフィニッシュした。
今大会のベッドジャッジによると、前半のARSが決まって
いれば9ポイント以上出ていたみたいなのでとても
悔しい敗退となった。また来年のシーズンに必ず繋がる
と思うので、これからも頑張って下さい!!!
榎戸崇人選手、お疲れ様でした。
DROP KNEE Repechage Round 2の
Heat 2 に挑んだ、ゼッケンイエローの富田 和麻 選手は
波のリズムをしっかりつかみ、安定感のあるライティング
で トータルスコア 11.36ポイントで
2位でラウンドアップした。
DROP KNEE Repechage Round 3 (SEMI FINAL)
に進み、前半にしっかりアベレージスコアをメイクして、
1位のポジションをキープ、後半にチリの選手に良い波を
乗られてしまいますが、トータルスコア 10.76ポイントで
2位でラウンドアップです。
DROP KNEE Repechage FINALに進みました。
あと、一回勝てばDROP KNEE GRAND FINALです。
UNDER 18 BOYS Repechage Round 2
Heat 2 蛭間拓斗 選手 ホワイトは、開始早々ベネズエラの
選手がインターフェアをとられ勝てると思いましたが、
2人の選手にブロックされてしまい、なかなか良い波を
乗られてもらえず トータルスコア 6.90ポイントで
3位となり、9位タイでフィニッシュしました。
良い波をキャッチすることが出来れば勝てそうな試合だけに
とても悔しい敗退です。蛭間拓斗 選手お疲れ様でした。
UNDER 18 BOYS 蛭間 拓斗 選手 9位
そして UNDER 18 GIRLS Main Event FINALが始まり、
岡澤 紫織 選手 イエローが登場。
前半からしっかり良い波をキャッチして6.50ポイント、
5.90ポイントをスコアして1位のポジションをキープ、
危なげなくトータルスコア 12.40ポイント 1位になり、
UNDER 18 GIRLS GRAND FINAL進出を決めました。
まだまだ本調子ではなかった分、 GRAND FINAL は
凄く期待出来ると確信し、楽しみになって来ました。
そして、Day4の最終種目は、国別で行われる、
国別対抗戦チームチャレンジ、ALOHA CUPが行われた。
我らが、TEAM JAPANは予選の初日はダントツの1位通過
で、決勝に臨んだのだが、良い波数が少なくなり、各国の
代表選手達もかなり苦労した試合になりました。
蓋を開けてみると、決勝で、日本チームは4位と言う、
残念な結果になりましたが、実力ではもう世界レベル
なので、この悔しい結果は必ず次に繋がると確信しました。
TEAM JAPANの各選手達。Photo. ISA/Pablo Jimenez
Yoshitada Kondo Photo.ISA/Sean Evans
ALOHA CUP 決勝ヒートで7.40と言うハイスコアを出し、
活躍したのは、近藤義忠選手だった。
そして、いよいよDay5 最終日。
DROP KNEE Repechage FINALに、ゼッケンホワイトの
富田 和麻 選手 が登場した。
しっかり良い波を待ち続け中盤にセットをキャッチし
ビックフローターからのカービングで 6.23ポイントを
スコアして2位のポジションをキープしますが、後半に
ブラジルとチリの選手に良い波を乗られてしまい
トータルスコア 11.20ポイント3位になり、
今大会を5位でフィニッシュと言う結果になった。
かなりの僅差でニードスコアも少なかった為に本当に
悔しい敗退となった。
Kazuma Tomita ,Photo.ISA/Sean Evans
カービングを決める富田和麻選手
スタイリッシュなカービングの実力は世界レベルだ。
LIVE中継の解説者も絶賛していただけに実に残念な
敗退だったが、必ず次に繋がると思う。
富田和麻選手、お疲れ様でした!!!
そして、いよいよ、鈴木彩加選手が登場。
OPEN WOMEN Repechage FINAL
鈴木 彩加 選手
落ち着いた試合運びでゆっくりと波を待ちしっかりと
良いライティングをメイクし、危なげなくトータルスコア
12.27ポイント 1位でラウンドアップです。
OPEN WOMEN GRAND FINALに進みました。
まさかのインターフェアをしてしまい、
鈴木彩加選手は、4位入賞でした。
鈴木 彩加 選手は決勝のOPEN WOMEN GRAND
FINALに進み、このヒートはかなり波数が少なく、
開始早々に痛恨のインターフェアをとられリズム
を崩してしまい、後半に起死回生のARSをメイク
してニードスコアを縮めますがそこでタイムアップ。
トータルスコア 7.27ポイントで4位 フィニッシュです。
しっかりと良い波を乗ることが出来れば優勝出来る実力
があるだけに本当に悔しい結果でした。
鈴木彩加選手、お疲れ様でした!!!
そして、いよいよ、TEAM JAPANの選手たちの挑戦は
このヒートで最後となった、U-18 Girls クラスの、
グランドファイナルが始まった。
Photo.ISA/Sean Evans
UNDER 18 GIRLS GRAND FINALに挑む、
ゼッケンレッド、岡澤 紫織 選手
ファイナルスタートから終始落ち着いた波選びで
しっかりと自分のライティングを決めて 7.60ポイントを
メイクして1位のポジションをキープ、
後半にもグットスコアをメイクして、
トータルスコア 13.60ポイントで
他を圧倒しての、優勝を成し遂げました!!!
Shiori Okazawa
岡澤紫織選手グランドファイナルのライディング。
岡澤紫織選手は、
2012 ISA World Bodyboard Championship UNDER 18
GIRLS 以来の二度目の金メダルを獲得しました!!!
Shiori Okazawa Photo.ISA/Sean Evans
岡澤紫織選手は、技術的にも世界のUNDER 18 GIRLSを
遥かに上回るほどで、これからの日本のボディボードの
未来が明るく、とても楽しみになりました。
彼女自身2個目のゴールドメダル獲得は凄いの一言です。
Shiori Okazawa Photo.ISA/Sean Evans
Congratulations!!! Shiori Okazawa
岡澤紫織選手優勝、
2回目のゴールドメダル獲得、
U-18 Girls 世界チャンピオン
本当におめでとうございます!!!
Congratulations!!!
2015 ISA World Bodyboard Championship 結果
Chire – Iquique
OPEN MEN
榎戸 崇人 選手 8位
近藤 義忠 選手 22位
高橋 広俊 選手 31位
OPEN WOMEN
鈴木 彩加 選手 4位
UNDER 18 BOYS
蛭間 拓斗 選手 9位
UNDER 18 GIRLS
岡澤 紫織 選手 1位
DROP KNEE
富田 和麻 選手 5位
ALOHA CUP
Team Japan 4位
Team Japan 総合ランキング 5位
Final Results:
Girls U-18
Shiori Okazawa (JPN), Gold Medal
Victoria Moraes (BRA), Silver Medal
Kim Veteau (FRA), Bronze Medal
Anais Veliz (CHI), Copper Medal
Boys U-18
Yoshua Toledo (CHI), Gold Medal
Socrates Santana (BRA), Silver Medal
Stephanos Kokorelis (POR), Bronze Medal
Milo Delage (FRA), Copper Medal
Dropknee
Luis Rodriguez (VEN), Gold Medal
Cesar Bauer (PER), Silver Medal
Renato Arellano (CHI), Bronze Medal
Daniel Alves (BRA), Copper Medal
Open Women
Anne Cécile Lacoste (FRA), Gold Medal
Neymara Carvalho (BRA), Silver Medal
Joana Schenker (POR), Bronze Medal
Ayaka Suzuki (JPN), Copper Medal
Open Men
Eder Luciano (BRA), Gold Medal
Alan Muñoz (CHI), Silver Medal
Miguel Rodriguez (PER), Bronze Medal
Matias Diaz (CHI), Copper Medal
Final Team Rankings:
1. Brazil – Winner of the World Bodyboard
Team Champion Trophy
2. Chile – Silver Medal
3. France – Bronze Medal
4. Peru – Copper Medal
5. Japan
6. Portugal
7. Venezuela
8. Costa Rica
9. Australia
10. Ecuador
11. Mexico
12. Puerto Rico
13. Spain
14. Italy
2016年のISAではさらに上を目指して頑張って下さい!!
選手の皆様、お疲れ様でした!!!
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