Contest Report of Shonan Open 2015
夏の始まりを告げたSHONAN OPEN 2015!
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2015
夏の始まりを告げる、7日間に渡って行われた、
毎年恒例のSHONAN OPEN 2015が昨日全ての
スケジュールが無事に終了した。
7月19-20日のJPBAプロボディボーディングツアー
2015 第3戦目コンテストの模様をお届けする。
昨日に速報したレポートも合わせて御覧下さい。
あのトム・カレンが Liveを行い、お祭り会場は、
凄い人数の人が観に来て、超盛り上がっていた。
トムはカリフォルニアが生んだ80-90年代のスター。
ニュースクーラーを代表する天才的カービングスタイルの
トムは今でも現役バリバリの超レジェンドサーファーだ。
ショートボードのWSL ツアーQS 1500を行っていた
会場に移し開催したJPBAプロツアーも早朝から多くの
ギャラリーが観戦しに来ていた。選手専用テントもあり
一般ギャラリー用の日除け屋根付き観戦スタンドは、
無料開放されて最高のコンテストとなった。
選手専用テントでは、試合中の激戦ヒートを見て
次の自分のヒートに備えていた。
左から遠山純、富田和麻、榎戸崇人、岡澤紫織。
ヒート前に集中している粂総一郎プロ。
残念ながら今回はQFで敗退した。
R4で惜しくも敗退してしまった西村優花と渡辺萌の2人。
彼女達は調子が良かっただけに、次の試合に期待したい。
真夏の天気になった最終日は、各スポンサーが用意した
テントは絶対に必要な物となったー。
砂浜は、暑くて裸足では絶対に歩けなかった。
Hayato Enokido
これで3連勝になった榎戸崇人のARS。
彼の18番のこの技で、今回の冠スポンサーである、
ムラサキトッププロライダーの近藤義忠に勝ち見事優勝。
只今グランドチャンピオンに向けツアーランキングを独走中
Yoshitada Kondo
近藤義忠はQF,SFと順調に勝ち上がり決勝の
マンオンマンで榎戸崇人に敗れてしまい、
惜しくも準優勝となった。
Yoshitada Kondo and Kana Fujita
近藤義忠プロのアカデミーで特訓を受けている
藤田佳奈アマは今回のJrクラスで、3位に入賞した。
午前中から日差しはめっちゃ強く、焼け焦げて
干上がりそうになった。熱中症を避ける為に、
ペットボトルのドリンクを5本も飲んだのは内緒だ。
最終日は初日の強いオンショアよりはマシになったが、
波のサイズはかなり下がってしまった。
カモメとオンショアのお陰で波打ち際はかなり涼しかった。
Kazuma Tomita とカモメのジョナさんw
Kazuma Tomita カモメシリーズ3枚目。
富田和麻は今回予選〜準決勝までは絶好調だったが、
決勝ヒートでも大きな波を狙いに行ったが、あまりにも
小さな波しか入らなくなった決勝で4位になってしまった。
観戦ギャラリースタンドは見晴らしが良い上に涼しい!
Nao Nagai
今シーズンはメキメキ実力も調子も上げて来ている
永井那旺は残念ながらセミファイナルで鈴木彩加に
敗れたが、最終戦まで彼女から目が離せない。
Nao Nagai 永井那旺
Hayato Enokido & Hikaru Enokido
セミファイナルのマンオンマンで兄弟対決となった
榎戸ブラザーズの勝敗は弟の崇人に軍配が上がり、
決勝に進出した。彼のセミファイナル試合後の
ヒーローインタビューで、右側で炸裂したARSを
メイクするのにかなり難しかったと語っていた。
Yusaku Kyotani
京谷雄策は先シーズン限りで試合から引退したのだが
今回冠スポンサーのムラサキの要望により急遽出場し、
セミファイナルのマンオンマンで同じムラサキスポーツ
チームメイトの近藤義忠に残念ながら敗れてしまった。
セミファイナルのヒート1は榎戸ブラの兄弟対決、
そしてこのヒート2ではチームメイト対決となったのだ!!
Yusaku Kyotani
このセミファイナルでチームメイト対決をした京谷雄策。
清々しい表情で海から上がって来た。
Hiroto Hiruma
今年から新設されたJRシリーズで今回見事優勝した
蛭間拓人。おめでとう✨
Jr クラスの決勝ヒートのLive中継スコア。
Kei Fujioka
この上の写真のシークエンスで、ハイスコアの6.25を
叩き出して、見事12年振りに優勝した藤岡慶。
よっぽど嬉しかったのか、歓喜の雄叫びを挙げ
近藤義忠(写真右側)も駆け付けて祝福をした!
Ayaka Suzuki
Ayaka Suzuki
鈴木彩加も実に5年振りの優勝!!!
NuttyPrimeチームメイトの大原沙莉や、師匠の
西山千草も駆け付けての大歓喜の騎馬戦状態だった。
今シーズンから新たに、由緒あるウエットスーツブランド
DOVE SURFING WET SUITS TEAM に加わったばかりで
この一勝はかなりの大金星で、彼女にとっても
大変忘れ難い日となった。今後も鈴木彩加が参戦する
APBの世界ツアーからも目が離せない。
Yoshitada Kondo
鈴木彩加と同じムラサキスポーツチームメイトの
近藤義忠は決勝ヒートでも小さな波での難しい
超連発のエルロロを決めたが、一歩及ばずに準優勝だった。
Hayato Enokido
榎戸崇人が今シーズンも絶好調で、3連勝した。
彼の連勝を止められるのは一体誰なのか??
ますます面白くなるツアー後半戦に向けて注目したい。
Jrクラスの優勝は、蛭間拓人、準優勝は加藤優来。
ドロップニークラスで見事優勝した藤岡慶と、
今回は準優勝した山田幸久。
Ayaka Suzuki and Shiori Okazawa
鈴木彩加が久々の優勝。
岡澤紫織はアマながら大健闘の準優勝だった。
Hayato Enokido and Yoshitada Kondo
榎戸崇人が今回も優勝し、宿命の対決に敗れた近藤義忠。
Yoshitada Kondo
メインステージでも表彰式が行われ、冠スポンサー
ムラサキスポーツチームライダーの近藤義忠は、
インタビューでこう答えた。
『次の試合までに超小波でもARSの精度を高める為に
もっともっと練習してリベンジしたいです!』
と語ったが、ジャッッジングに対しての要望に
聞こえたは僕だけだろうか??。。
長い間優勝から遠ざかっているので、近い内に優勝
して欲しいと思った。
まだまだ試合に出て盛り上げて行って欲しい。
Momo Aida
表彰式の終盤で、一つのサプライズもあった!
アマチュアで大活躍していて今回の試合でも
大活躍した、相田桃選手がなんと!プロ宣言をした!
今後はプロフェッショナルとしての彼女の活躍に
期待したい!!
この写真はよーく見ると、恐竜の赤ちゃんが
鼻から火を吹いているみたいやー(≧∇≦)
夏は今、始ったばかりなのだー!!
最後に、、
大会に出場した選手の皆様、JPBA運営したスタッフの
皆様、ジャッッジの皆様、ギャラリーの皆様、
関係者の皆様、そしてムラサキスポーツ様、
お疲れ様でした&ありがとうございましたー✨
来年もココでお会い致しましょう!!!
2015-07-21