NSA 50th ALL JAPAN SURFING CHAMPIONSHIP & JPBA Exhibition
NSA 50周年記念なので、今回は超特大号です!!!
今年はなんと、NSAは50周年になる、記念すべき
この全日本サーフィン選手権大会は、
NSAとJPSAの合同開催となり、日本最大級の大会だ。
この記念すべき大イベントで、JPBAのトッププロ達に
よる エキシビジョンマッチも同時に行われた。
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2015
今回のメインスポンサー様は、ブルーエコシステムと言う
太陽光ソーラーパネル発電の会社で、NSA、JPSA、そして
JPBAの3つの連盟に沢山の賞金を出して頂き、50周年に
相応しい素晴らしい大会となった。
NSA全日本サーフィン選手権大会のボディボード部門の
レポートはおなじみ、アメリカンこと高橋広俊選手です。
下の方にあるレポートを是非チェックして下さい!
台風16号のうねりは予想以上に続き、バックスゥエルも
入りだして、大会期間中はストーミーコンデションでも
ずっと波が奇跡的にあったのが本当に良かったと思う。
一つだけ残念だったのは、天候がイマイチで、ことごとく
天気予報は大外れで、前日の予報は晴れマークが出ていて
も当日は曇りだった。。サーフィングフォトグラファーに
とっても悩みの種は天気なのだ。
たとえサイドオンショアでも、晴れていればもっと美しい
写真が撮れるのだから。
さて、早速27 日に行われた、JPBAトッププロ達による、
エキシビジョンマッチの写真から御覧下さい。
このエキシビジョンマッチは、超豪華トッププロ達の
豪華なセッションで、ブルーエコシステム様より賞金
も用意されて、LIVE中継も行われた。
この様な大きな50周年と言う記念すべき大会で、JPBA
のトッププロ達によるエキシビジョンマッチは
もしかしたらもう2度と無いかも知れないレアな
セッションとなった。
第50回NSA全日本サーフィン選手権大会DAY3ハイライト
このハイライトで5分17秒位でエキシビジョンマッチの
動画が観れるので是非チェックして下さい。
もちろんこの中にボディボードクラスのメンズと
ウィメンズの決勝のダイジェストもあります。
この動画は必見です!!
Left to Right —Sari Ohhara , Nao Nagai ,
Yuka Nishimura , Yuko Nomura
左から、今年度JPBAツアーのカレントリーダーの
大原沙莉プロ、永井那旺プロ、西村優花プロ、そして
野村裕子プロと言う豪華メンバーだ。
Yuko Nomura 野村裕子プロは、持ち味のダイナミックな
ライディングを披露したが、惜しくも4位になった。
Nao Nagai 今シーズン絶好調の永井那旺プロは
クイックなリバーススピンからのエルロロを決めたが
一歩及ばずに準優勝だった。
Sari Ohhara 大原沙莉プロは難しいコンデションの中、
世界レベルとも言える、大きなドライブターンからの
エルロロではなくダンパーから突き抜けて飛ぶ、
バレルロールを連発して見事優勝した。
なお、GoProで水中撮影を担当したのは遠山純プロだ。
Sari Ohhara 大原沙莉プロは先日行われた
APB世界ツアーのチリで3位となり、弟の大原洋人
がWSL のUS OPENで日本人史上初の優勝と言う
大快挙を成し遂げたのは記憶に新しい。
まさに、エリートサーフィングファミリーなのだ。
Yuka Nishimura 西村優花プロは先日の四国トリップで
台風の波で首と背中を負傷したのだが、今回は痛み止め
を飲んで出場した。
Yuka Nishimura 西村優花プロは前半リードを重ね、
途中までは1位か2位のポジションだったのだが。。。
Yuka Nishimura and Sari Ohhara
試合の後半に西村優花プロがなんとゼッケンレッド
の大原沙莉プロにインターフェアを犯してしまい、
3位入賞と言う結果になった。
インターフェアをしても3位と言う事はもしかしたら
優勝か準優勝の可能性が高かっただけに残念だった。
しかし、怪我をしているのに出場したのは素晴らしい
プロ根性だとも思った。
優勝した大原沙莉プロのライディングシークエンス。
世界ツアーでも大活躍している大原沙莉選手の
世界レベルのライディングをじっくりと御覧下さい。
Sari Ohhara
まさに突き抜けていた!大原沙莉プロがヒート終了後に
魅せたバレルロール。もちろんこれもメイクしていた。
Sari Ohhara 大原沙莉プロはパワフルなスタイルで
波を攻め続けて、エルロロ〜リバーススピンを連発。
難しいストーミーコンデションでも沙莉ちゃんらしい
凄いライディングで見事優勝を果たした。
次はメンズクラスのエキシビジョンマッチだー。
Souichiro Kume 粂総一郎プロは持ち前のしなやかさ
とパワーと高さを武器に挑んだのだったが。。
Yoshitada Kondo
近藤義忠プロはメンズの中で唯一湘南から参戦したが、
残念ながら今回は、3位と言う結果だった。
玄人受けする素晴らしいライディングは、持ち前の
パワーとスムーズさと彼独自のスタイルでギャラリーを
湧かせていた。特にこのシークエンスにあるエルロロは
滞空時間も高さもあり、大きな弧を描くような
大回転の凄いビッグエルロロだったのだー!
Hikaru Enokido 榎戸輝プロは良い波にあまり乗れずに
4位と言う結果に。しかし、彼の高さのあるエルロロ
はもちろん健在で、後半戦のJPBAツアーでも
グランドチャンピオン争いで活躍してくれるだろう。
Hayato Enokido
榎戸崇人プロが魅せたパワーリバーススピン。
いつもARSや高いエルロロの写真が多いので、
今回はお手本とも言えるこのスプレーが凄く飛んだ
シークエンスを掲載してみた。
今回のNSAでは裏方のコンテスト運営もこなしての
優勝は賞賛に価する。お疲れさまでしたー!!!
Hikaru Enokido 榎戸輝プロが試合後半に魅せた
インバーテッドエアー気味のシークエンス。
もちろんメイクしたのだが、この演技もギャラリーを
かなり湧かせていた。
Souichiro Kume 粂総一郎プロがARSをメイクしたが
惜しくも一歩及ばずに準優勝だった。
Yoshitada Kondo エキシビジョンマッチを終えて清々しい
表情で海から上がって来た近藤義忠プロ。
Hayato Enokido
今回のエキシビジョンマッチも榎戸崇人プロが優勝。
後半戦に向けて彼の勢いを一体誰が止られめるのか?
ますます楽しみになって来た。
Souichiro Kume 粂総一郎プロは準優勝。
次の後半戦のJPBAツアーで是非
優勝目指して頑張って欲しいと思う。
Hikaru Enokido 榎戸輝プロは4位だったが、彼の
爆発力は半端無いので後半戦に期待したい!
余談だが、このエキシビジョンマッチで各選手が
着用しているゼッケンはめちゃレアだったと思う。
だって、NSA x JPSA そしてJPBAの各連盟の
ロゴが入ってるなんてそう無いでしょう?
エキシビジョンマッチの結果。
Womens Pro は、優勝 大原沙莉、準優勝 永井那央、
3位西村優花、4位野村裕子の各プロ。
一番左は、今回のビッグスポンサーの
ブルーエコシステムの社長、杉崎 誠司様。
そしてMen’s Pro 優勝 榎戸崇人、準優勝 粂総一郎、
3位 近藤義忠、4位 榎戸輝の各プロでしたー。
Congratulations!!!
Blue Eco System JPBA Exhibition Winner’s
Mens Hayato Enokido and Womens Sari Ohhara.
お待たせいたしました!
ここからは全日本サーフィン選手権大会のレポートです。
レポートはおなじみ、アメリカンこと高橋広俊選手です!
彼は今回、今シーズン絶好調だっただけに実に残念ながら、
7位と言う不本意な結果で終わってしまいました。
これに懲りずに来シーズンの爆発に期待したいです。
rising magazineは今後も彼を応援致します。
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アマチュアボディーボーダーの高橋広俊です。
千葉県の太東で行われた
第50回全日本選手権のレポートです。
ボディーボードクラスは、
25日、26日、27日の3日間で行われました。
台風16号からのうねりが届き、終始ほぼクローズの
コンディションで行われました。
ショートボードやロングボードのクラスで沖に出る事が
出来ない選手が出たり、ゲッティングアウトが出来なくて
延期になったクラスがあったりと、厳しいコンディション
での開催となりました。
以下、ボディーボードクラスの大会結果になります。
BBウィメンクラス 優勝 アイダ モモ 千葉東
準優勝 オカザワ シオリ 千葉東
3位 ヤマシタ ナミカ 三重
4位 シオタ クミコ 湘南茅ヶ崎
BBメンクラス 優勝 モリカワ カツヒコ 三重
準優勝 サナミ ユウジ 島根
3位 フジイ タカユキ 愛知
4位 カギワダ フクジ 湘南茅ヶ崎
入賞した皆様、おめでとうございます。
この大会を最後にプロになる事を宣言していた
相田桃選手、エクセレントなライディングを
2本まとめての優勝がとても印象に残りました。
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Hirotoshi American Takahashi and
Kenji Egachan Yanase
セミファイナルヒートで、まさかの4位になってしまった
高橋広俊選手と同じく、3位の柳瀬憲治選手の2人は
決勝に進めなかった。。ガッカリな表情の写真。
Mens Winner Katsuhiko Morikawa
記念すべき50周年のNSA全日本アマを制したのは
森川 勝彦選手。三重県支部からのエントリーで、
なんと、彼は40歳での初優勝だと言う事だった。
Womens Winner Momo Aida
見事Womensクラスを制したのは相田 桃選手。
彼女にとって最後のアマチュアの試合。NSA全日本は
優勝と言う素晴らしい結果を残し有終の美を飾った。
今後はJPBAプロツアーにプロとして参戦する。
彼女の今後の活躍に期待したいし、果たして今後の
プロツアーの台風の目になるのか大注目したいと思う。
2nd Shiori Okazawa
惜しくも準優勝だった、岡澤 紫織選手。
昨年度は優勝だったが相田 桃選手の勢いを
止める事は出来なかった。しかしながら、
QF、SFでの素晴らしいライディングは多くの
ギャラリーや、インターネットで観戦していた
人々にも、更にインパクトを与えたと思う。
Namika Yamashita
山下 海果選手は3位に入賞した。まだ13歳で三重支部
からのエントリー。今後の成長が実に楽しみなのだ。
Kumiko Shiota 塩田 久美子選手は湘南茅ヶ崎支部からの
エントリーで4位に入賞した。
Congratulations!!!
Womensクラス入賞者左から
優勝 相田 桃、準優勝 岡澤 紫織
3位 山下 海果、4位 塩田 久美子
Congratulations!!!
Mens クラス入賞者左から
優勝 森川 勝彦、準優勝 左波 裕治
3位 藤井 孝之 、4位 鍵和田 福司
これで、NSA 50周年記念、全日本のレポートは
終わりです。
選手の皆様、運営されたNSA、JPSA、JPBAの
皆様、大変お疲れ様でした!
編集後記&次号予告!
超特大号いかがでしたか??
かなり長かったでしたが、これ作るのに
全部で8時間もかかりました。。。
皆さんがこの記事を見て頂けるのは
だいたい3日位ですので賞味期限は凄く
短いので少し虚しい気持ちもあります。。
やっぱり紙媒体の雑誌が良いですー。
紙媒体を是非創刊したいと思う今日この頃です。
Facebookのrising magazine ページに
是非、いいね!や応援のコメントをお待ちしています!
その皆さんのコメント等が
かなりの励みになりますので!
さて次回は、翌日28日金曜日、
台風16号のバックスゥエルで繰り広げられた
ショートボーダーや、ボディボーダー達の
アツいセッションの模様を次回お届け致します!!
お楽しみにー⭐︎
最後まで読んで&見て頂いて有難うございました。