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Result of ICHINOMIYA CHIBA OPEN 2017

Winner Jesse Mendes 

QSランキング1位の

ジェシー・メンディスが優勝した!

 

Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon

ALL RIGHTS RESERVED 2017

 

 

 

 

 QS6000 GOTCHA ICHINOMIYA OPEN

5月27日、日曜日に無事に終了し、

長い10日間の千葉滞在も終わった。

 

5月26日土曜日は、メンズのR4、R5、

QFが行われ、R4で村上舜選手、R5では

大原洋人選手がまさかの敗退をしてしまった。

QFまで勝ち進んだ唯一の日本人選手は、

新井洋人選手だったが、惜しくも敗退して

最終日を待たずにMen’sクラスの日本人選手

はここで全滅してしまった。

しかし、今大会後、大原洋人選手は

現在WSL QS世界ランキングを2つ上げて

現在世界ランキング2位になった。

しているし、今大会、5位入賞の

新井洋人選手には素晴らしい結果を

残し、今後の彼にとっても凄く良い

経験なったと思う。日本人として

誇らしく嬉しい結果となった。

欲を言えば最終日まで残って欲しかった。

嬉しい事にWomen’sではファイナルで

史上初の日本人対決となった。

 

それでは、今回も特大号でお楽しみ下さい!

 

Shun Murakami R4 H4

村上舜選手は惜しくもここで敗退した。

今後の彼の活躍を期待したいと思う。

 

 

 

 

Hiroto Ohhara R4 H4

R4 H4でトップ通過した大原洋人選手の

スコア9.50は少し高い気もしたが、

R5に見事ラウンドアップした。

 

大原洋人、クーパー・チャップマンが

ラウンドアップしたH4は、僕的には

大原洋人選手と、村上舜選手がアップ

して欲しかった。

 

 

 

 

Hiroto Arai R4 H5

新井洋人選手はここまでも好調を

維持してR5に進出した。

 

 

 

 

QS 3000グレードのWomen’s クラスは

QFからスタートし、QF H2に登場した

黒川日菜子選手は落ち着いて波に乗り

見事ラウンドアップ。

川合美乃里選手もセミファイナルに

見事勝ち進んだ。

 

 

Hinako Kurokawa QF H2

黒川日菜子選手とニュージーランド出身の

CTの経験があるペイジー・ハーブ選手との

一騎打ちは、黒川日菜子選手がSF準決勝に

見事勝ち進んだ。

 

 

Paige Hareb QF H2

 

 

Hinako Kurokawa QF H2

 

 

 

 

 

 

Minori Kawai QF H3

川合美乃里選手はまだ16歳だが

この試合でも波のチョイスが冴え

見事にラウンドアップし、日曜日に

行われるセミファイナルに駒を進めた。

 

 

 

そしてメンズのR5が始まった。

 

 

  

Hiroto Ohhara  R5 H4

R5のH4に登場した大原洋人は、ここで

まさかの逆転負けを喫ししてしまった。

 

 

Koa Smith R5 H4

大原洋人選手を最後の最後で破った

ハワイのコア・スミス選手はQFに

勝ち進んだ。

 

 

 

 

Hiroto Arai R5 H5

ラウンドを重ねる毎に調子を上げて来て、

このR5も見事に勝ちかがった

新井洋人選手はこの日もう一度

ヒートがありいよいよQFを迎える。

 

 

 

 

 

 

Flavio Nakagima QF H1で見事に勝利した

フラビオ・ナカジマ選手。

 

 

 

 

土曜日になって益々多くの

ギャラリーが会場に来て日本最大規模の

QS6000を観戦しに来ていた。

 

 

Hiroto Arai Challenge the Quarterfinals

ヒート前に集中し試合に挑む新井洋人選手。

今大会日本人選手の中で唯一、準々決勝

まで勝ち進んだ。

 

 

 

 

 

Cooper Chapman QF H2

QF H2で見事勝ち進んだオーストラリア

のクーパー・チャップマン。

この日の夕方、少しだけサイズが上がった。

 

 

 

Hiroto Arai QF H3

QF 準々決勝まで勝ち進んだ新井洋人選手

 

Oney Anwar QF H3

対する相手は今大会絶好調の

インドネシアのオニー・アンワー選手

 

 

 

Hiroto Arai QF H3

 

Oney Anwar QF H3

 

 

Hiroto Arai QF H3 

後半で逆転されて惜しくもここで

敗退してしまった新井洋人選手。

しかし、今大会日本人選手として最高位

の5位に入賞し、QSランキングも一気に

55位順位を上げて21位となった。 

 

 

 

 

Jesse Mendes QF H4 1位通過の

ジェシー・メンデス選手は現在

QSの世界ランキング1位。

このままいけば来季CTツアー入り

するのはほぼ確実だ。

 

 

 

いよいよ最終日。5月28日(日)。

波は少し下がったが、昨日と同じく

天気は曇りのち晴れになり、最も

多いギャラリーが観戦しに来ていた。

 

 

 

Women’sクラスの準決勝からスタートした。

朝一が満潮で昼にかけて引く潮回りなので、

波が無くならない内に、最終日はサクサクと

スケジュールをこなした。運営の素晴らしい

判断で、昨日にMen’sとWomen’s共にQFまで

消化したのは大正解だった。

 

 

 

Hinako Kurokawa SF H1

遂にここまで勝ち進んだ黒川日菜子選手。

 

 

Philippa Anderson SF H1

このヒート中リードしていた、

フィリッパ・アンダーソン選手だったが、

終了1分前に黒川日菜子選手に逆転負け

をしてしまい、今大会3位タイと言う

結果となった。

 

Hinako Kurokawa SF H1

 

 

Hinako Kurokawa SF H1

見事、SF準決勝でオーストラリアの強豪

フィリッパ・アンダーソン選手を撃破して

大喜びの黒川日菜子選手。

 

 

Dimity Stoyle SF H2

3位ディミティ・ストイル選手。

セミファイナルでの試合運びは

相変わらず素晴らしいものがあったが、

最後に川合美乃里選手に逆転された。

 

 

Minori Kawai SF H2

川合美乃里選手は最後まで諦めすに

終了1分前位に乗って5.83ポイントを

出し大逆転で遂に決勝まで勝ち進んだ。

これでWSL史上初の日本人選手対決の

決勝となった。

 

 

 

 

ファイナルディの最終日は、

多くのTVカメラクルー、新聞記者達、

趣味のカメラマン、プロカメラマン、

サーフィングビデオグラファー、

サーフィングフォトグラファー、

そして数多くのギャラリー達で、

ビーチは埋め尽くされた。

 

 

 

 

Women’s 決勝は、黒川日菜子選手と

河合美乃里選手の日本人対決になった。

 

Women’s Final

2nd place Hinako Kurokawa

 

 

 

 

 

 QS 3000 ICHINOMIYA CHIBA OPEN

Winner Minori Kawai Congratulations!!

見事優勝した河合美乃里選手。

最高の笑顔だった。

おめでとう!!!

 

 

 

 

 

Daichi Suzuki and Hiroto Ohhara

イベント会場では、色々な催しがあり、

オリンピックのゴールドメダリストで、

初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏も参加

しての、南アフリカへサーフボードを

寄付するドネーションも行われた。

 

 

そしていよいよ、Men’sファイナルは

波がどんどん下がって行く中での熾烈な

決勝ヒートとなった。

 

 

2nd place Cooper Chapman

ファイナルでエアーを連発したが

残念ながら準優勝となった。

 

 

QS 6000 ICHINOMIYA CHIBA OPEN

Winner Jesse Mendes  Congratulations!!

ジェシー・メンディスが優勝。

 

この優勝でさらに来シーズンのCTツアーに

クォリファィ出来る可能性がほぼ確実と

なったジェシーはこのように語った。

「QSの3試合連続でファイナル進出して、

2つ優勝出来た素晴らしい流れです。

でも休むつもりは全くありません。

もっとより良い結果を手に入れる為に

もっと集中していくつもりです。」

とインタビューに答えてくれた。

 

 

 

今大会ではパーフェクト10が出なかった

為に、50万円の賞金の行方は、なんと、

エアーエクスプレッションが開催されて

大原洋人、新井洋人、稲葉玲生、

カノア・五十嵐など多くの選手が出場し、

一番スコアした、カノア・五十嵐選手が

賞金50万円をゲットした。

早々に負けてもこのセッションで

キッチリ勝って賞金を貰い、表彰式では

日本語と英語でスピーチして、益々日本の

ファン達を虜にした。

 

エアーエクスプレッションでは、

多くのギャラリーが波打ち際まで

行って目の前で迫力のある演技を

観戦して楽しんでいた。

 

 

Hiroto Ohhara

 

スペシャルなエアーエクスプレッション。

目の前で観戦出来るこの幸せな時間だった。

 

 

Kaanoa Igarashi Air Exhibition Winner

波が小さくなりセットも少ない中で、

最も大きなエアーを飛んで、ギャラリー

達を沸かせた、カノア・五十嵐選手が

見事に優勝した。

 

 

 

Kaanoa Igarashi Air Exhibition Winner

ギャラリーが、そして彼のファン達が、

カノア・五十嵐選手に釘付けだった。

 

Kaanoa Igarashi Air Exhibition Winner

多くのファン達がヒート終了後に

カノア選手にサイン攻めと写真攻め。

それでも彼は笑顔で応えていた。

サーファー民族大移動の図。

 

 

WSL ASIA Men’s QS6000

Women’s QS3000

GOTCHA Ichinomiya Chiba Open

 

 

Kaanoa Igarashi Air Exhibition Winner

エアーエクスプレッションで、

カノア・五十嵐選手が賞金50万円を

獲得した。

 

 

 

Women’s QS3000 Women’s class 

Winner Minori Kwai

2nd Hinako Kurokawa

3rd Philippa Anderson

3rd Dimity Stoyle

優勝:川合美乃里 (JPN)

2位:黒川日菜子 (JPN)

3位:フィリッパ・アンダーソン(AUS)

ディミティ・ストイル(AUS)

 

 

 

Women’s QS3000 Women’s class 

Winner Minori Kwai

2nd Hinako Kurokawa

それにしても優勝賞金約140万円は最高です!

 

 

 

 

 

Men’s QS6000 

 Winner Jesse Mendes 

2nd Cooper Chapman

3rd Flavio Nakagima

3rd Oney Anwar

優勝:ジェシー・メンデス(BRA)

2位:クーパー・チャップマン(USA)

3位:フラビオ・ナカジマ(BRA)

オニー・アンワー(IDN)

ジェシーの優勝賞金も凄いですね!

約300万円。

 

 

 

試合と表彰式終了後もブースでは

サイン会が行われ、大原洋人プロも

沢山のファン達にサインと記念撮影を

行っていて、無料で彼のサイン入りT シャツが

貰えて参加者のファン達みんな大満足だった。

 

 

ということで、全てのスケジュール

が終わり、大盛り上がりのQS6000 

GOTCHA Ichinomiya Chiba Openは

無事に終了しました。

運営の皆様、選手の皆様、

会場を貸して下さった、地元

ローカルの皆様、全ての皆さんに

素晴らしいビッグイベントを

ありがとうございました!!!

また来年ですね。

お疲れ様でした!!!!!

 

 

LIVE 中継のアーカイブやスコア

はこちらからどうぞ!!!

 

これにて、10日間のJPBAから

WSL QS 6000迄の長い千葉への

撮影の旅は終わった。

 

See you next Swell !!!

 


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