Contest Report of APB x JPBA TAHARA PRO 2015
13年振りに行われた、ワールドツアーAPB x JPBA
TAHARA PRO のコンテストレポートです!
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2015
APB × JPBA
TAHARA PRO SUPPORTED BY EVENFLOW
2015 APB World Women’s Tour & JPBA ツアー
第4戦 TAHARA PROは、APB x JPBAの
コラボレーションコンテストとして、愛知県田原町
伊良湖赤羽根ロングビーチポイントで9月4日金曜日
から6日の日曜日まで行われた。
この記念すべきコンテストの告知はココからどうぞ。
そして、結果の速報News はこちらからどうぞ!!!
ボディボードのワールドツアーが日本で行われたのは、
過去に千葉の部原で行われたASP x GOB の丸井プロや
御前崎で数回行われていた、GOB世界ツアー以来の
待望の世界ツアーが帰って来た。
今回はAPB世界ツアーとして実に13年振りなのだ。
ただし、APB世界ツアーとしては本邦初の女子だけの
コンテストとなり、男子は通常のJPBA ツアーの第4戦目
となった。もちろん女子もJPBAツアーのポイントと、
APB世界ツアーの両方のポイントが付く事になった。
JPBAツアーとしては過去最大規模のコンテストとなり、
一番上の写真の様に豪華で大きなバナーになった!!!
ジャッジングとコンテストMC、Live配信チーム、
運営スタッフと全てこの大きな建物の中で行われた。
御覧の様に、左がヒート時間、右端の電光掲示板が
優先権のプライオリティー表示ボードとなっていた。
左のTIME はこの写真では黄色なので残り5分の表示。
見晴らしの良い、ジャッジングブース。
今回はAPB側からヘッドジャッジ、ジャッジ、
テクニカルディレクターの3人が来日した。
今回のコンテストでJPBAのツアージャッジ達のレベルが
更に上がり、採点基準等の正確さがより向上したと思う。
この調子で日本人ジャッジの方々もより精進して、
もっともっと、世界レベルのジャッジングを勉強して
頂きたいと思った。
Yuka Nishimura 4th 西村優花プロ
Yuka Nishimura 4th 西村優花プロは、rising mag の
先月初旬の四国弾丸台風撮影ツアーで首と背中を負傷して
の出場だったが、セミファイナルで大原沙莉プロに敗れ、
その後の3位決定戦で、2015年度 NSAアマチュア
全日本チャンピオンの岡澤紫織に敗れ、4位となった。
怪我の功名なのか、調子はかなり上がって来ているので、
最終戦の宮崎での活躍に期待したい!
Yuka Nishimura
カメラに向かって走って来た!笑。西村優花プロ。
Left to Right–Megumi Yanaka, Momo Aida,
Mayumi Kondo, Ayaka Suzuki
ヒートの前後のリラックスタイム。左から、
谷中めぐみ、相田桃、近藤真由美、鈴木彩加の各プロ達
Mayumi Tone 刀根真由美プロは今回、
クォーターファイナルで惜しくも敗退してしまった。
最終戦では、彼女の活躍を期待 & 注目したいと思う!!
Yasuko Mochizuki 望月康子プロ
Yasuko Mochizuki
ヒート終了後、0.05ポイント差のポイントコールを聞いて
敗退した瞬間、ガッカリであ〜っ。。だった望月康子プロ。
Yasuko Mochizuki 望月康子プロはQFで僅差の
0.05ポイント差で大原沙莉プロに敗退してしまった
のだが、是非最終戦の宮崎ではリベンジして欲しい。
Nao Nagai 2nd Place 永井那旺プロは大健闘したのだー!
今回はなんと、準優勝でフィニッシュした。
Nao Nagai
rising mag の千葉撮影セッション等でも書いたのだが、
永井那旺プロの今シーズンはかなり絶好調だなーと
思ったし、更なる進化が目に見えて判るのだー。
Nao Nagai 2nd Place 準優勝の永井那旺プロ
Shiori Okazawa 3rd Place 岡澤紫織アマ選手
3位決定戦で西村優花プロを破っての堂々3位に!!
彼女からしてみれば、やはり優勝したかったに違いない。
Momo Aida
相田桃選手は先日のJPBA第3戦でプロ宣言をして、
先月末に行われた、彼女にとって最後のママチュアの試合
の、NSA全日本選手権で見事優勝を成し遂げて満を持して
試合に挑んだのだったが、QFで惜しくも永井那旺プロに
敗れてしまった。。まだ最終戦もあるし、来シーズンは
プロとして大活躍して欲しい。今後のJPBAツアーで、
はたして、相田選手は台風の目となるのか??
今後の活躍を期待したい!
Nao Nagai and Yuka Nishimura
QFを見事突破した永井那旺プロに駆け寄って
ハグする西村優花プロ。同じチームメイトで、
そしてライバルでもある大親友の二人なのだ。
Ayaka Suzuki QF クォーターファイナル第4ヒートでは
鈴木彩加プロが岡澤紫織アマに敗れ敗退してしまった。
この後、大原沙莉選手と共にAPB世界ツアーに参戦する。
次のポルトガルの試合は2つもあるので、世界ランキング
の動向も気になる所だ。
Shiori Okazawa 3rd Place 岡澤紫織アマはQFを勝ち進み
セミファイナルで残念ながら永井那旺プロに敗れたが、
この後の3位決定戦で頑張ったのだ。
Shiori Okazawa 3rd Place
岡澤紫織アマは、3位決定戦で
西村優花プロに勝ち、3位でフィニッシュした!!!
Day2 2日目の土曜日はサイズダウンしたものの、
天気は最高に晴れて最高のコンテスト日和となったー!
Cute Women’s Professional Bodyboarders !!
今回のAPBツアーで活躍したキュートな日本人プロ達。
Neymara Carvalho and Ryouichi Yamada
JPBAの特設サイトのLIVE中継でゲストとしても出演し、
13年振りに来日し参戦したネイマーラだったが、
惜しくもラウンド5の第3ヒートで、永井那旺プロと
鈴木彩加プロに敗れ、残念ながら敗退してしまった。。
それでも、最新の世界ランキングは2位になっている!
彼女はヒート後、素晴らしいコメントを残してくれた。
『誰にでもヒートの最後の最後で逆転負けをする時
もあるわ。私も今まで逆転し勝っていたように、
負ける時もね。凄く久し振りに日本で試合に出れて
最高に楽しかったです!!ありがとうございます!』
ネイマーラは、大会翌日にええ波でフリーセッションし、
キッチリ仕事をして、水曜日まで日本に滞在していた。
このフリーセッションの模様は、ココmyp x rising で
近日公開しますのでお楽しみに〜✨
Yoshitada Kondo 近藤義忠プロは今回の試合で、惜しくも
セミファイナルで敗退した。粂総一郎プロに僅差で逆転
負けだった。嬉しい事に今回の正確なジャッッジングで、
彼のライディングスコアが普通に高評価されたので、
今後の活躍に期待したいと思う!!!
今月からウエイティングに入った新しい試みでもある、
JAPAN TYPOON WAVE CHALLNGE を発案、企画し、
このポスターもデザインして作成した。
粂総一郎プロが近藤プロを破りファイナルに進出した!
白熱したセミファイナルのジャッッジングスコアがコレ!
残り時間の約1分前。最後の最後まで諦めなかった、粂選手
の素晴らしいプロ魂で勝利したのが、この大逆転劇だった。
今回のLIVE 配信カメラスタッフのトモ君こと渡辺智剛君。
JPBAツアースタッフの渡辺智剛君は、毎回大変な
コンピュータースコアシステムを担当しているのだが、
今回はかなり大変でしたね!お疲れ様でしたー✨
Day 2 Half – Moon
そしてDay 3の最終日。
天気は曇りのち雨で、、
朝早くから波のコンディションもオンショアで
スタートしたー。
Hiroto Hiruma
今年から新設されたJRシリーズで今回も、見事優勝した
蛭間 拓斗君。おめでとう✨
DK Class Winner Yukihisa Yamada
山田幸久プロは安定したライディングで攻めまくり、
準優勝の富田和麻プロを退けての優勝。これで今年度の
JPBAツアー3勝目で、グランドチャンピオン争いに一歩
抜き出た事になるが、まだまだ最終戦までは判らないのだ。
DK Class 2nd Kazuma Tomita
富田和麻プロは惜しくも準優勝だったが、現在カレント
ランキング2位。決勝戦は天気もコンディションも悪くなり
サイドオンショアの波で行われたのだが、予選ヒートで
出したハイスコアもこの決勝ではなかなか出せずに
あと少しの所で優勝を逃した。最終戦の宮崎にも是非参戦
して念願のグランドチャンピオンを勝ち取って欲しい。
Keisuke Suzuki and Yukihisa Yamada
山田幸久プロが優勝。決勝ヒート終了直後、優勝のコール
を受け、ブラの鈴木啓祐プロがハンズアップして祝福した。
Soichiro Kume 2nd Place
粂総一郎プロは準優勝だった。
決勝ヒートでは珍しく波運も尽き、得意のARSや
バックッフリップは波が悪くて、失敗してしまった。
Mayumi Tone 刀根真由美プロはメンズの決勝ヒートで
同じ*ワイブル出身の遠山純プロを応援していた。
*(2000年初期まで横浜にあった、波が出るプールの
ワイルドブルーヨコハマと言う伝説のプール施設)
Hiroto Hiruma and Yuki Kato
Jrクラスの優勝の蛭間 拓斗と、準優勝の加藤優来の二人で
仲良く、メンズ決勝ファイナルヒートを岩の上から観戦中。
Men’s Class Winner Jun Tohyama
プロになってからは、なんと初優勝の遠山純プロ。
アマチュア時代からも通算4回位しか優勝していないって
彼自身語ってくれた。彼にとって初の優勝は凄く思い出に
残る今大会となった。おめでとう〜✨
Men’s Class Winner Jun Tohyama
初優勝したのでいつもより3倍増しの記念の写真や!
これからも頑張って下さい!!
遠山純プロ、めっちゃおめでとうございますー✨
Sari Ohhara 大原沙莉プロのエルロロ QF Heat 4
APB x JPBA Women’s Class Winner Sari Ohhara
今大会最終ファイナルヒートで見事優勝した大原沙莉プロ。
このAPBツアーJapanラウンドで優勝したので、APB世界
ツアーのランキングも一気に4位にジャンプアップした。
JPBAツアーのカレントランキングも1位になった!!
昨年度の最終世界ランキングも4位で、このあと9月22日〜
ポルトガルで行われるSintra Proと、同じくポルトガルで、
9月29日から行われるNazare Proの結果次第では日本人
プロとして初のワールドチャンピオンも決して夢ではない。
Winner is Sari Ohhara !!!
1st place APB x JPBA TAHARA PRO
大原沙莉プロは、先月末に行われた、NSA50周年記念
エキシビジョンマッチでも優勝したので、これで、
今シーズン4勝目になる。
グランドチャンピオン争いでも一歩抜き出ており、
カレントリーダーで、現在首位独走中。
今大会終了後の最新世界ツアーランキング。
4位に大原沙莉、7位に鈴木彩加とTop 20までに多くの
日本人プロ達の名前がクレジットされているのが判る。
これは嬉しい事だし、もっともっと上に行って欲しい。
Jr Class
2nd place Yuki Kato and Winner Hiroto Hiruma
Jrクラス準優勝の加藤優来と優勝の蛭間 拓斗
Left to right– DK Class Winner Yukihisa Yamada ,
2nd Kazuma Tomita, 3rd Kei Fujioka ,
4th Keisuke Suzuki
写真左からドロップニークラス優勝は山田幸久、
準優勝富田和麻、3位藤岡慶、4位鈴木啓祐の各プロ達。
Men’s Class Winner Jun Tohyama , 2nd Soichiro Kume
メンズクラス優勝はプロ初優勝の遠山純プロ、
準優勝の粂総一郎プロ。
Women’s Class Winner Sari Ohhara ,2nd Nao Nagai
APB世界ツアーとJPBAツアーのコラボレ−ションの
本大会で見事優勝した大原沙莉プロと、
準優勝の永井那旺プロ。
Women’s Class Winner Sari Ohhara ,2nd Nao Nagai
Congratulations ! ! !
最後に、今回のスポンサーのEVENFLOW様、
コンテストプロモーターのミック加藤様、
APB世界ツアーから日本に来日した、
テクニカルディレクター、Tom Wilson様、
ヘッドジャッジの、Craig A Hadden様、
ジャッジのClayton Pickworth 様、田原市市長様、
田原市の皆様、ローカルサーファーの皆様、
JPBAツアースタッフ、選手の皆様、
本当にありがとうございました!!!
お疲れ様でしたー!!!!!
See you next year Tahara Pro !!
Domo Arigato & Thank you so much !!!