Contest Report of KPS ISUMI 2016
JPBAツアー第1戦 KPS ISUMI PROが5月21日-22日まで
千葉県いすみ市三軒屋海岸で行われました。
前回の速報に加えてレポート致します。
超特大号です!
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2016
今年のJPBA 2016プロツアー第1戦目になるこの試合、
冠スポンサーは例年通りで、水着でおなじみのKPS 。
21日土曜日のDay 1 、天気は晴れ。早朝はかなり寒い。
薄手のダウンパーカーでも結構寒いくらいだった。
波は腰〜胸〜肩位で朝2位からサイドオンショアになった。
Day 1 の記憶が無くなる位、最終日のDay2の波が後半に
大きくサイズアップして来て、見応えがある試合になり、
結果的に最高のツアー幕開けの第1戦となった。
Day1の土曜日の朝7時頃の波は、セットが入ると
腹-胸位の波だった。天候は晴れで申し分ないのだが
撮影するのには、少し物足りなかった。
アマチュアで昨年大活躍した、岡澤紫織
R1は2位、R3は1位で勝ち上がり、惜しくもR4で敗退して
しまったが、今後の活躍期待したい。
Day 1 に行われた心肺蘇生講習には、ライフガードと
地元の、いすみサーフィン業組合の方が分かりやすく
説明をしていただいた。舞台には近藤真弓と、滑川織美が
講習を受けて、参加者と一緒に学んだ。
JPBAジャッジに、今年度より全戦参加する事になった
山口幸平プロ(写真向かって右端)彼の参加により、
元コンペティターとしての経験が役に立ち、既存の
ジャッジ達に好影響をもたらして新しい風が吹くと思う。
Yuka Nishimura 西村優花はR4で惜しくも敗退。
調子が良かっただけに残念だった。
Miya Inoue 井上美彌もR4で負けてしまった。
ママになって2年が経ち、今年は全戦出場するのか?
Taira Takahashi 高橋平はR2で見事1位通過した。
R2で1位通過したラィディングは凄く良かっただけに、
R3で負けてしまったのが実に残念だ。
2戦目以降に期待したい思う。
ブースには沢山のお店が並び、今回のサーフタウンフェスタ
のTシャツを販売していた超ボディボーダーの新井徹
Momo Aida
相田桃は、QFで野村祐子に敗れてしまった。
Ayaka Suzuki
この写真はヒート終了直後 DK で乗り上がってきた。
しかもこの日は、彩加ちゃんの誕生日でした。
鈴木彩加はマンオンマンになったQFで刀根真弓に
敗れて、惜しくもここで敗退してしまった。
2戦目以降の活躍に期待したい。
Day 2は日曜日なので多くのギャラリーが観戦に来ていた。
QF クオーターファイナルからはマンオンマンになり、
プライオリティールールで行われた。この写真だと
赤が優先権を持っている。
Mayumi Tone QFで刀根真由美は鈴木彩加を
下して見事SF(セミファイナル)に進出した。
Mayumi Tone クオーターファイナルが終わって、
清々しい笑顔の刀根真由美
Yasuko Mochizuki
ヒート前に波をチェックしている望月康子
Yasuko Mochizuki
望月康子は、QFで汐月麻子に敗れてしまったが、
この経験は今後に繋がるので是非頑張って欲しい。
Hikaru Enokido
榎戸輝は今大会でDKクラスとメンズプローンクラスの
2クラスにエントリーしていた。
Hikaru Enokido 榎戸輝のエルロロは爆発的な
高さとパワーで高く飛んでいた。
Souichiro Kume QFで近藤義忠を下した粂総一郎。
今大会中初の10点満点を出したARSは圧巻だった。
そしてセミファイナルでは榎戸崇人と対戦。
Hayato Enokido 榎戸崇人は粂総一郎に敗れて、
セミファイナルで惜しくも敗退してしまった。
Hayato Enokido and Souichiro Kume セミファイナルで
粂総一郎が勢いに乗り昨年度グランドチャンピオンの
榎戸崇人を下し、ファイナルの決勝へ進出した!
Hikaru Enokido 榎戸輝もSFで柴田泰之を破り、
FAINALの決勝に勝ち進んだ。
今大会の中で唯一、エルロロ、ヒット&リバース、
リバースロロなどなど、最も数多くのバリエーションを
出してギャラリーを圧倒したのも彼だけだったと思う。
Yasuyuki Shibata 柴田泰之はセミファイナルで敗退して
しまったが、堂々の3位入賞となった。
自身自らシェイプするYSボディボードに乗っている。
Yasuyuki Shibata 難しいセクションでエアーを決める、
柴田泰之。セミファイナルあたりから、どんどんと
サイズアップして来た。
Hikaru Enokido 榎戸輝は今大会中、全力で戦い抜き、
見事ファイナルに進出した。
Yuko Nomura 野村祐子はセミファイナルまで勝ち進んだ
が、いつもの精彩さに欠けて3位タイ入賞になった。
Asako Shiotsuki 汐月麻子はセミファイナルでも良い波に
乗り、同じチームメイトの野村祐子に勝ち、彼女自身初の
決勝に望む事になった。
大活躍したTEAM TURBO GIRLS 達。写真左から汐月麻子
Jrクラス4位入賞の岩沢由衣、3位タイの野村祐子
Yuka Akiho 3rd Jr Class
Jr クラス秋保有花は3位入賞した。
Kana Fujita 2nd Jr Class
Jrクラスの準優勝は藤田佳奈
Youki Kato Jr Class Winner
Jrクラスで優勝した加藤優来選手。このJrクラスで、
強豪の蛭間拓斗が、同日行われたNSA級別選手権で不参加
の為、決勝で唯一の男子選手だった。
なお、その蛭間拓斗選手はその級別で優勝した。
Hayato Enokido DK Class 4th
榎戸崇人選手は兄の輝と共にDKクラスに
ダブルエントリーして、4位に入賞した。
Hikaru Enokido DK Class 3rd
DKクラス、榎戸輝は3位に入賞した。
Kazuma Tomita DK Class 2nd
準優勝は富田和麻。昨年末の世界選手権の経験が更に
彼のレベルを押し上げた。
Kazuma Tomita DK Class 2nd place
富田和麻はLINX の板に乗っているのだが、世界選手権の
直前に作ったこの板がかなり調子が良いらしい。
彼独特のカービングスタイルは力強くてスタイリッシュだ。
Yukihisa Yamada DK Class Winner
山田幸久が9.50のハイスコアを出したのが
このシークエンス。圧巻とも言えるこのスタイルは、
他選手を寄せ付けない高得点を出した。
スプレーの量が半端なく凄くて素晴らしいライディングだ。
Yukihisa Yamada DK Class Winner
山田幸久がこのシークエンスで、10.0のハイスコアを
出し、MCとギャラリーを唸らせた。
10ポイントパーフェクトスコアを叩き出して、
ブッチギリの合計得点19.50で見事優勝した。
バックサイド、フロントサイド共に世界レベルだ。
Yukihisa Yamada DK Class Winner
昨年度のグランドチャンピオン山田幸久は今シーズンの
初戦も優勝を飾り最高のスタートとなった。
Sari Ohhara Women’s Class Winner
昨年度のグランドチャンピオンの大原沙莉は、
ファイナル後半まで2位だったが、流石チャンプの貫禄で
終盤に追い上げて見事優勝を飾った。
ファイナルはセットの数も増えて更にサイズも上がった。
Asarco Shiotsuki Women’s Class 2nd place
汐月麻子は自身初のファイナル決勝進出し
マンオンマンの決勝で、大原沙莉と戦うも惜しくも敗れて
準優勝でした!!後半までリードしていて、あわや優勝か?
と言う所まで戦ったのが彼女にとって一番の経験と収穫に
なったと思う。今後更に活躍を期待したい。
Sari Ohhara 決勝でエルロロを決めた大原沙莉。
Sari Ohhara Women’s Class Winner
大原沙莉はAPB世界ツアーでも好成績を残して
いる。今シーズンもJPBAとAPBツアーで大活躍する事は
間違い無いし、世界チャンピオンに最も近い存在だ。
Asako Shiotsuki Women’s Class 2nd place
決勝が終わってニコニコの汐月麻子
Congratulations !! Sari Ohhara Womens Class Winner
優勝した大原沙莉 選手おめでとうございます♪
Souichiro Kume Mens Class 2nd Place
惜しくも粂総一郎が準優勝。
ファイナルの決勝は波も大きくなりサイドオンショアの
ハードなコンディションとなったが、色々な場所で波が
割れるので、良い波の選択で勝敗が決まるのだ。
Congratulations !! Hikaru Enokido Mens Class Winner
体力の限界を超えて決勝に臨み、見事優勝した榎戸輝。
波のサイズは更にデカくなって来て、ハードな
コンディションの決勝となったが、全クラス無事に
今シーズンの第1戦目が終了した。
Jrクラス入賞者、写真左から
優勝の加藤優来、準優勝の藤田佳奈、
3位に秋保有花、4位岩沢怜衣
DKクラス入賞者写真左から、
優勝の山田幸久、準優勝の富田和麻、
3位榎戸輝、4位榎戸崇人
Womens クラス入賞者写真左から、優勝の大原沙莉、
準優勝には自信初ファイナルの汐月麻子、3位タイに
刀根真由美、同じく3位タイに野村祐子
Mens クラス入賞者 写真左から、優勝の榎戸輝、
準優勝の粂総一郎、3位に柴田泰之、4位榎戸崇人
最後に参加者とスタッフで集合記念写真♪
かなり長くなりましたがこれで終わります。
皆様大変お疲れ様でした!!!
One more things
この模様のハイライト動画が、rising magazineの
Movieチャンネルにアップしていますので合わせて
お楽しみ下さい♪
See you next contest !!