Typhoon Session Shonan day’s #1
Kai Hamase @Somewhere in Shonan
シングルフィンのサーフボードでクルージングする
浜瀬海プロ
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2016
8月になって台風の数が本格的に多くなって来た。
この日は台風7号のうねりが湘南エリアに届きだし、
ようやくシーズン到来どころか、何と、立て続けに
5-6-7-8-9-10と中旬から月末にかけてやって来たのだ!
台風ラッシュになった8月中旬から下旬にかけて、
撮影した写真を掲載して行きたいと思う。
今回はその第1回目。台風7号の波をお届けします。
行われ、台風のスゥエルが新島にヒットして昨年の
JPSAプロツアー同様に、ビッグウェーブでコンテスト
が行われたのだった。しかも、JPSAプロサーフィング
ツアーとJPBAプロボディボードツアーの2つの組織が
協力し合って、素晴らしいコンテストとなった。
ショートボードサーフィングとボディボーディングの
トッププロ達による、プロコンテストは素晴らしい
コラボレーションイベントとして大成功を収めた。
近年、WSLとJPSAもコラボレーションしているのも
凄くイベントとしても成功を収めている。
さらに明るいNewsとして、2020年の東京オリンピック
で、サーフィンが正式に競技種目として選ばれた事や、
スケートボードもオリンピック種目に選ばれたのも、
サーフィン業界にとっても凄い事で、この数年の間、
大震災や、不景気の影響で少し沈んでいたこの横乗り
業界に新風を巻き起こす事、間違いないのだ。
特に、日本人トッププロボディボーダーは、世界レベル
で、もし、追加種目のプレ種目にボディボードが選ばれ
れば、メダル獲得は間違い無いと思う。
話が随分脱線したので、早速写真を御覧下さい。
Katsuhiko 1,000 Izumida @Somewhere in Shonan
52歳の現役バリバリで、風貌は超イカツイが、
心優しい兄貴は、レジェンドボディボーダーの1人で、
突っ込み隊長の、泉田1,000ちゃん。
彼のスタイルは未だに健在で、全く衰えていない
のも凄い事で、尊敬に値する。
Style Master-Yoshitada Kondo
小さな波から超デカイ波まで、お手本の様に
乗りこなすのはスタイルマスターの近藤義忠プロ。
今年の、JPBAプロツアーでは2連勝中。このまま
行けば、2007年以来のグランドチャンピオンになれる。
Mayumi Tone
刀根真由美プロは前回、JPBAプロツアー第3戦の
新島で見事優勝を果たした。
昨年の宮崎以来なるこの好結果は、彼女にとって
かなり収穫のある出来事だと思う。
Kai Hamase 浜瀬海プロは、平塚出身在住で、
まだ若干19歳。Rock DanceサーフボードとBillabong
の若きホープなのだ。この日は、シングルフィンで
サーフし、台風の波を楽しんでいた。JPSAツアー等の
ツアーの疲れを癒している様だった。
Mayumi Tone この日の紅一点の刀根真由美プロは
癖のある波にも難なく乗りこなしていた。
インサイドまで乗り継いだ時のバックウォッシュに、
弾き飛ばされながらも、メイクしていたのは
さすがだった。
Satoshi Jin 神悟史君は平塚のDKライダー。
このエリアで熱いスタイルで波のある日は
必ずサーフしているサーフジャンキーの1人だ。
Kai Hamase 浜瀬海プロは昨年度のJPSAランキングは
26位で、今年度は現在18位タイなので、今後残りの
4戦で、是非もっと上位に上がって欲しい。
Yoshitada Kondo 近藤義忠プロはDKもこなすのだ。
ショートボードサーフィングもかなり上手いと思う。
何時も思うのだが、ボディボードで、ドロップニーを
やるのは相当難易度が高いと思う。スケッグが無い分、
ショートボードサーフィングでは味わえない面白さがある。
Yoshitada Kondo 近藤義忠プロが最後にエアーを決めて
上がって来た。
Kai Hamase 浜瀬海プロは、色々なタイプの波に乗り、
インサイドセクションでもスタイリッシュでバレルに
突っ込んでいた。
と言う事で、台風7号のセッションはこれにて終了。
少し物足りなかったが、次のうねりに期待だ〜。
今思い出したのだが、この日、激しい夕立があり、
まるでハワイのスコールみたいになり、機材も
俺もビショビショになって帰った。。
さて次回は、先週から今週までの台風10号の
セッションをお届け致します。
お楽しみに〜♪