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Back to the 80’s #2

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Shaun Tomson at Rocky Point. Dec.1982  

80 年代初頭のヒーロー、ショーン・トムソン。

MRと共に当時のスターで彼も1977年の IPS(現WSL)

ワールドチャンピオンだ。

 

Photos & Story by*

Masahiko Yoshioka Photography/Nikon ©︎

ALL RIGHTS RESERVED 2024

 

 

Back_to_80

 

 

新連載のBack to the 80’sは今回で2回目です。

前回の第1回はマーク・リチャーズをフューチャー

しましたが、今回は、ショーン・トムソンです。

彼は、南アフリカ出身で、70年代後半から80年代後半

まで活躍したトッププロサーファー。 

有名なサーフムービー、Free Rideの出演でも有名で、多く

のコンテストでも常にトップクラスでオールドスクール

世代の1-2を争う実力。スモールウェーブから、

ビッグウェーブまであらゆる波が得意で、彼独自の

パイプラインでのバックハンドスタイルは、彼自身の

トレードマークになり、当時の彼のサーフボードには

そのバックハンドスタイルのロゴが使用されている。

紳士で、甘いマスクのイケメンな彼はサーフグルーピー

達からも大人気のまさにサーフスターだった。

 

この映像は全て、当時のフイルムをスキャンしたもので

Kodak のKR 64と言うスライドフイルムを使用していた。

それらをデジタルスキャンしたもの。

使用カメラは、勿論 Nikon で、Nikon F3 や、FE2に

600mm/F5,6 のマニュアルフォーカスレンズ使用。

露出もシャッターも全てマニュアルで撮影していました。

この色合いも当時サーフィングフォトグラファーの間で

流行した色で、ややアンダー気味の露出設定だった。

 

 

 

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Shaun Tomson at Sunset Beach Dec, 1982

1982年12月サンセットビーチでのショーン・トムソン。

サンセットではこのシングルフィンの方が調子が良く

お気に入りの板なんだ。と語ってくれたのを今でも

はっきりと覚えている。この板のシェイパーは当時の

カリスマシェイパーのビル・バーンフィールド。

当時のノースショアではビルの板が大流行していた。

 

 

 

 

 

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Shaun Tomson at Rocky Point. Dec.1982  

僕らのもう一人のヒーロー、ショーン・トムソンは

彼の専売特許でもある、スーパードライブターンが

いつも炸裂していた。この板はトライフィンだった。

サイモン・アンダーソンが考案、発明したスラスター

は当時のトッププロ達が一斉に使い出して大流行し、

現在に至るのだ。まさにトライフィンが流行りだして

まだ2シーズン目の頃がこの写真だ。

 

 

 

 

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Shaun Tomson at Rocky Point. Dec.1982  

この写真は、上のライディング写真と同じ日に撮影。

ロッキーポイントで、サイモン・アンダーソンの作った

スラスター(トライフィン)をテストしていた。

 

 

 

 

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Shaun Tomson at Efukai Beach Park Dec.1982

ショーンのクールでハンサムなルックスは当時、

サーフグルーピーの人気 No1 だった。

 

 

 

 

今回のBack to the 80’sはいかがでしたか?

次回もまだまだ80年代の写真を紹介したいと思います。

次は誰を特集しようかな?

次回もお楽しみに〜♪

 

 

 

To Be Continued…….

 

 

 

第1回目のBack to the 80’sはこちらからどうぞ!

 

 

 


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