Back to the 80’s #1
Mark “MR” Richards
1980年代初頭のヒーロー、MRことマーク・リチャーズ。
この写真は1982年冬12月に行われた、IPSツアー
パイプラインマスターズの試合を撮影した時のもの。
僕にとっては2回目のハワイだった。
IPS時代からASPまでの4年連続グランドチャンピオン
の世界新記録を樹立したのも、この1982年だった。
MRのシェイプで、ライトニングボルトの板が
今となっては、クラシックで懐かしい。
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2016
Back to the 80’s と90’sを今回から連載します。
僕がサーフィングフォトグラファーになったのは
20歳の頃。当時のヒーロー達を写真に収めたい一心
で、憧れのハワイノースショアに訪れたのだった。
マーク・リチャーズはその一人だ。
Mark Richards 1982年11月撮影。
サンキストワールドカップ@サンセットビーチ。
試合前の入念なリーシュのチェックをしているMR 。
当時コダクロームKR64と言うスライドフィルムで撮影
していたのだが、現代のデジタルよりも難しく、現像
してからじゃないと結果も解らないので、ホノルルの
現像所に行って、ドキドキしながらチェックしていた。
ルーペで覗いて写真を観ていたなんて実に懐かしい。
MR@エフカイビーチパーク1984年12月撮影。
サンキストワールドカップの決勝の一コマ。
MRは、カットバックする時に大きく手を広げる
スタイルから、かもめのジョナサンとも言われていた。
この赤い板は、ツインフィンだった。
当時のMRのライバルは、
ショーン・トムソンや、シェーン・ホーラン、
ウェイン・ラビット・バーソロミュー達だった。
ちょうどその頃、シングルフィンから、ツインフィン、
そしてトライフィンが大流行したのだった。
1982年サンキストワールドカップでTVインタビューを
受けるMR。後ろに写っているオレンジのTシャツは、
ランディー・ラリック氏。IPS時代からハワイのトリプル
クラウンのコンテストディレクターとしても大活躍し、
御存知、ベアーサーフボードのシェイパーでもある。
僕も1981年11月に生まれて初めて撮影の為にハワイの
ノースショアに行った時、ランディーさんに大変お
世話になりました。
ちなみにこの写真は、rising magazineのTop pageの
News のアイコンにも使用している。
次回もBack to the 80’sをお楽しみに。
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To Be Continued…….