Chiba Trip Day 2-3 #1
Photos and Story by Masahiko Yoshioka/Nikon
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Day 2 の朝、千葉エリアの波は次第にサイズアップして来たー。
Day 2 の続きは、ネット環境&Macに向き合う余裕がやっと確保出来たので早速お送りします!
連日の早起き&睡眠不足で撮影していて、ネット環境も夜は無いので
予告では次の日に必ずUPします!とかてきとーな事を言ってしまい、
楽しみにしていた方々、本当にすみませんでした!!!
今回は、2件のSurf Shop にお世話になりました✨
一軒目は、榎戸兄弟が昨年OPENした、BROTHERS .
ボディボード専門ショップで、榎戸崇人プロが乗るNMDボディボードが沢山あるのだ。
榎戸兄弟は御存知の方も沢山居ると思うが、兄弟共に日本を代表するTOP プロボディボーダーで、
ボディボードはもちろん、Sk8、ショートボードサーフィンも上手い事はあまり知られていない。
次回の千葉撮影で必ずその彼らのマルチな才能にもフォーカスしたいと思う。
今回は僕的にかなり欲張って、沢山の日本のTop Pro を台風の波で撮影したい!
と言う趣旨なのだ。。
台風イルカちゃん(近藤義忠プロがほぼ命名)のDay2は、朝5時に湘南の近藤義忠プロからの電話で
飛び起きた。早速波をチェックしてみると、結構サイズが上がって来ている。
天気はイマイチで、曇り空だが、サーフィンが楽しんで出来る場所は結構沢山ある。
しかし、、サーフィンやボディボードのトッププロを、
良い条件で撮影出来る場所は意外に限られてくるのだ。
遠山純プロと合流してからの波チェックは、それはもう凄かった。。
彼の凄いハングリーでストイックなスタイルは、今回かなりビックリした。
遠山純プロは、今回アマチュアのBB選手でもある、只今売り出し中の
新鋭水中フォトグラファーの関谷康治と今回動いている。
一宮〜平砂浦まで彼らは走りまくったー。(凄過ぎー)
凄い動きで、完全に変態の域に達している。。
でも、良い写真を残す為にはこんな動きも時には必要なのだ。
どんな波でも乗りこなすのがプロだが、撮影となると話は別になる。
ホレたクリーンなええ波で、天気は出来るだけ晴れて欲しいとか、
サーフィングフォトグラファーを35年もやっていると過去の経験のデータも生きて来るものだ。
波情報屋さんみたいに、各ポイントを隈無くチェックして走りまくり、しかも日本のええ波は
一瞬で終わるので、情報も集めまくるのだ。ボヤボヤしていたら波は完全に終了する。。
今回も、信じられない位の距離を走り、一番撮影に適している所に行き、撮影した。
結局たどり着いた所は、残念ながら曇り空だが、比較的空いているポイントに到着。
すると畠山美南海プロが登場!彼女は世界ツアーにも積極的に回り、凄い成績を更新中で
大原沙莉プロと共に、JPBAツアーのグランドチャンプでもある。
美南海ちゃんも、沙莉ちゃんも、小池葵プロが育てあげた、まだ20歳になったばかりの
日本を代表するトッププロなのだ。
この日は、グランドチャンプの榎戸崇人プロ、アマチュアながら既にISAの世界アマで優勝、
先日伊良湖で行われた全日本級別選手権でブッチギリの優勝を果たした、岡澤紫織アマも合流した。
しおりちゃんはまだ高校3年生だが、僕は彼女が小学生のランドセルを背負ってた頃から知っている。
小学生の頃、小池葵プロのスクールで育ち、現在トップアマの一人だ。
今回、残念ながら相田桃アマが他の撮影の為に不在だった。。
畠山美南海プロが魅せた、リップスピンのシークエンス
髪の毛が飛ぶ位の高速リップスピン。この写真は美南海ちゃんのお気に入り⭐︎
このリップスピンのシークエンスは完全にメイクして魅せた。さすがだ!
湘南から早朝運転して駆けつけた5本目のこの波で、見事ARSを完全にメイクした京谷雄策プロ。残念ながら試合からは、昨年限りで引退を表明したが今後はこの様にフリーセッションで良い写真を残したいととの事。
雄策、アツくて最高な写真をもっともっと残そうや〜!
友重達郎プロは、ここのポイントを知り尽くしている。バックハンドで良い波をクルージングしていた。彼は夷隅の、あの故四方田富士子プロの千葉ゴッデスだった由緒ある場所で、 Rikky’sと言うサーフショップを加茂ゆりプロと夫婦で営んでいる。スクールもサーフィン、ボディボード、Supと親切丁寧に教えてくれる。夫婦揃ってプロと言う最高のお店なのだ。
加茂ゆりプロ。サイドオフの難しい癖のある波だったが、この日もスクール中で生徒さんにお手本を披露。
今回は本当にお世話になりましたー!!
榎戸崇人プロ。JPBAプロツアーでは兄の榎戸輝と共に兄弟でグランドチャンプの座に輝くと言う史上初のブラザースチャンプ。現在も兄弟でカレントランキング1位が崇人、2位が輝の今年のJPBAツアーからも目が離せない。
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