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Dokari Coffee Break Session

Yoshitada Kondo@Dokari

 

Photos & Story by*

Masahiko Yoshioka Photography/Nikon ©︎

ALL RIGHTS RESERVED 2022

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https://www.instagram.com/risingmagazine/

Special Tanks*NPS Nikon Professional Service

 

タイミングというのは凄く大事だ。

旅をして波を当てる事も、

コンテストで戦う時も様々な

タイミングで結果は全然変わって来る。

良い写真が撮れるタイミングもだ。

波、天気、風、ライダーや、

フォトグラファーのタイミングが

全て合致しないと良い結果は残せない。

この記事をいつUpするのか?

この文章で大丈なのか?

この写真で大丈夫なのか?

色々悩んで、日々他の撮影の仕事や

個人的な事で何故か最近は

あり得ないくらい超多忙 だったが、、

ようやく公開する事が出来た。。

原稿を書くのも苦手で億劫で、

何故か最近は超スランプになっている。

 

さて、前置きが長くなったが、

この物語は、先月行われた JPBA

プロツアー罤1戦目、 

ISUMI PRO の翌日のお話だ。

題して、、

Dokari Coffee Break Session!!!

(出演者の敬称はほぼ略させて頂きます)

 

そのコンテストレポートは以下の

リンク先から是非チェックして下さい!!

Result of ISUMI PRO 2022

ISUMI PROのメンズクラスは超激戦の中、

見事優勝した近藤義忠は、その日の夜、

疲れを癒すために台湾料理屋さんで

御飯とビールを1人で楽しんでいた。

その後JPBAスタッフやプロ達が集結して

近藤義忠も僕も速攻合流し、

親しい皆んなと打ち上げ&近藤プロの

プチ祝勝会になった。

もちろん翌日の波が気になっていたので、、

僕も近藤義忠も延泊する事になり、

翌日このセッションの撮影を行った。

 

月曜日の早朝、4時に起きて大会会場の

三軒屋海岸通称いすみポイントを波チェック。

うーん、昨日よりイマイチだ。。

近藤義忠に早速電話したら、彼も起きていて

準備中だった。他のポイントに向かう途中、

山下海果ちゃんからもメッセージが来た。

3人が朝一番に合流したのは志田下ポイント。

ここは、波乗り道場と言われている場所で、

多くのキッズ達やプロサーファーが集まって

切磋琢磨する大切なポイントでもある。

残念ながら朝一番の4時半から1時間位ずっと

波を見ていたが俗に言うモーニングシックで、

流れが入っていてその時間はあまり良くなかった。

お目当てのポイントも超朝一番だけ波が良くて、

チューブになっていたが、、一瞬だけだった。

日が登ってからは終わってしまい、

イマイチになったので何箇所かチェックして

結局いすみポイントに舞戻って来た。。

 

Toru Arai

このポイントに行くと、

超ボディボーダーの新井徹と会った。

近藤義忠と山下海果も一緒に入り撮影を

する事になった。誰も居ない貸切の

朝一番は本当に気持ちが良い。

 

その昔、1981年頃は夷隅の

1番テトラだけ存在していて、他に

テトラは全く入っていなかった時代。

僕がサーフフォトグラファー駆け出しの頃、

ココは凄い波が立って何枚もめっちゃ良い

写真が撮れたのを覚えている!!

通称ドカリ。波が凄くホレていて、

リップも厚くて超ドチューブになっていた。

ドカーン!って爆発している強烈な波だった。

それがドカリだった。。

しかし、今も昔も何故か水の色が

コーヒー色になる日が多い。雨の影響や

恐らくテトラポッドの影響で水の流れが

滞り、潮の干満によって水の色も変わるのだ。

今でもたまに、こんなパワフルな波が立つ。

 

Yoshitada Kondo

卓越した板のコントロール力で

チューブの中を全速力でフル加速し

駆け抜けたが、あともう少しの所で

メイク出来なかった。あと1mとかだ!!

決して諦めないスタイルは流石世界に

誇れる近藤義忠所以の実力が

キラッと光った瞬間でもあった。

 

Yoshitada Kondo 

このボードコントロールも凄い。

殆どの波がダンパーだったのが残念。

しかし、波のパワーは相変わらず

凄いのが写真でもわかる。

 

 

足首の故障でこの日残念ながら、

参加出来なかった西村優花が、

解説してくれたこの動画は超必見!!

的を得てとても面白いコメントを

残してくれている。最後の方で、

山下海果が納得しているのも

超可愛いかった。

この動画のシークエンス写真は

下の方にあるので是非ご覧下さい。

 

 

Namika Yamashita

山下海果はこんなタイプの波で

あまりやった事がないと言う。

今回、先輩達と一緒に入って

かなり勉強になり良い経験に

なりました〜♪!との事だった。

次世代ウィメンズプロの中でも

まだ20歳で若くこれからも

色々なタイプの波を経験して、

ワールドツアーにも参戦し

大活躍して欲しいと願う。

 

Namika & Kondo

山下海果にワンポイントアドバイス

している近藤義忠。

 

Toru Arai

新井徹は80年代後半から活躍している

プロフェッショナル超ボディボーダー。

田中こずゑと共に、

ワールドツアーにも積極的に参戦して

数々の成績と功績を残している。

ハワイノースショアにも長年毎年

長期で滞在して切磋琢磨している。

そのスタイルは今でも変わらない。

そんな彼も気が付けば今年の夏で51歳になる。

彼こそが本当の真のProfessionalだと

いつも思う。超毒舌だが面倒見が良くて

内に秘めたアツさは今も全く変わらない。

毎日早朝には必ず海に居るし、波乗りが出来る

日は必ずラインアップし、ショップも運営して

スクールなどもこなしている。

この撮影から公開までのスパンは

Flipperの雑誌時代みたいな感じで

この日から今日で丁度

1ヶ月経った。

公開が遅れて本当にごめんねー!!

 

Yoshitada Kondo

近藤義忠の得意技の一つ、

バックフリップも難なくメイクしていた。

前日のJPBA 第1戦の決勝でもこの

バックフリップで10ポイントを出して

粂総一郎を抑えて見事優勝している。

 

 

Toru Arai

レイトテイクオフから

次のセクションを狙う新井徹。

 

 

Namika Yamashita

山下海果は上手く足を入れて

フィンでコントロールし、

チューブの中をフル加速したが、

波が速過ぎて抜けれなかった。

結果はダンパーでも彼女は果敢に

突っ込んでいたのが印象的だった。

 

 

Photo Left to Right-

Yoshitada Kondo,

Toru Arai,

Namika Yamashita.

この時間帯までは3人だけの貸切セッション♪

 

 

Toru Arai

卓越したコントロールでチューブに入る新井徹。

 

 

Yoshitada Kondo 

西村優花が動画で解説してくれた

シークエンスがこれだ。

近藤義忠が乗ったこの波が

この日一番のショットとなった。

 

 

Namika Yamashita

この日の波は本当に難しい

コンディションだった。

かなりパワフルな波で、

超ワイドなダンパーや、

高速チューブでメイク出来る

チューブはほんの僅かだった。

山下海果は果敢に攻めていたが、

この波はもうテイクオフしたら

下に降りるしかなかった。。

それでも笑顔でセッションを

楽しんでいた。

 

 

Yoshitada Kondo & Toru Arai

早朝から長いラウンドをこなした

2人が一緒に上がって来た。

波は結構ハードだったのに、色々な

話を笑って楽しそうにしている2人の

姿に何故かホッコリとした。

 

 

Hiromi Matsumura

松村宏美ちゃんはボディボードを

やる為にこの海の近くに移り住んだ。

この2枚の写真は違う波だけど、

何本も大きい波に乗っていた。

 

 

  

Tomoko Suzuki

鈴木知子ちゃんは結構前に

四国のクラシックポイントで

初めて会った。

結婚して千葉の海に移り住んで、

今年のJPBAツアーも出場し、

R3で惜しくも敗退してしまった。

2人の可愛い子供さんも居る、

ママさんアマチュアボディボーダーだ。

 

 

Yoshitada Kondo

リーシュが切れて板が流されたので

ボディサーフィンで波に乗って岸側に

戻っているのは近藤義忠。

ボディサーフィンも超上手い。

 

 

Namika Yamashita

実力もありCuteなルックスで

いつも笑顔が絶えない山下海果。

JPBAツアーでも優勝経験もあり、

次世代プロの代表格でもある。

今年は世界に飛び出して経験を

もっと積んで欲しいし、今後の

彼女の活躍に超期待したい!!

 

 

Tsuyoshi Maeyama

JPBA理事長をもう既に

10年間もやってる前山剛志。

特に大きな波を得意とし、

プロボディボーダーとしての

スキルは今だに衰えていない。

 

 

Tadao Horinouchi

堀之内忠雄はハラペコモーターズを営み

長年渡りJPBAスッタフとして

Live 配信の撮影や設営などに

携わってくれている。

今年は宮崎で行われるNSA

全日本アマにも出場すると言う事なので

是非頑張って欲しいと思う!

Boo Name It の主要メンバーだ。

 

 

Tsuyoshi Maeyama

レイトテイクオフを格好良く

決めるのは前山剛志。

流石プロの貫禄だ。ボトムで

パドルアウトしているのが、

彼の奥様の近藤真弓ちゃんだ。

 

 

Naohisa Nitta

JPBAツアーのLIVE 中継を

長きに渡り配信してくれている

絶対に欠かせない存在が新田尚久だ。

Boo Name it の代表格でもある。

Booちゃんと言うあだ名も

前山理事長に命名されて随分経つ。

ところでリーダーは誰なん?

前山剛志理事長なの?痩せたから違うのか。。

 

Mayumi Kondo Maeyama

近藤真弓は昨年愛息子の

蒼翔君が生まれて早や1年6か月。

前日のJPBAプロツアーにも

参戦しR4であと少しの所で

QF進出だったのに惜しくも

僅差で敗退してしまった。

試合後トレーニングに

励んでいるらしい。

ママになってもまだまだ

活躍して欲しいと思う。

 

 

撮影セッションの後は、

新井徹が超お勧めの、

めっちゃ美味いお蕎麦屋さんで

ランチを頂きました〜♪

 

 

 

Toru Arai , Yoshitada Kondo,

Namika Yamashita.

ランチの後は皆んなで日向ぼっこ

しながら楽しい会話が弾んでいた。

 

 

Yoshitada Kondo, Namika Yamashita,

Yuka Nishimura.

デザートは西村優花ちゃんと一緒に。

この時にiPhoneで撮った動画がマジで最高だった。

 

今回の撮影に協力してくれた全ての人達に

超感謝致します!

ありがとうございました〜!!

 

 

One more thing…

と言うわけで今回、撮影してから

ほぼ1ヶ月経っての公開となったのは、

タイミングだけでは実は無いのだ。

個人的なことで恐縮だけど、

実は先日七夕の日に入籍しました〜。

まさか62歳になってまた結婚するとは。

この撮影の前日に決まり、この日に撮影で

会ったプロ達には先行で報告しました!

これからも良い写真を取れる様に

頑張って、精進して行きますので、

rising magazineと私、写真家の吉岡を

宜しくお願い致します!!

サーフフォトグラファー42年目の夏。

2022年7月

rising magazine
Executive Producer,Photo Editor and also
Senior Photographer,
Masahiko Yoshioka 吉岡昌彦

 

See you next swell .

 

 


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