Back to the 80’s #3
Simon Anderson@Rockey point トライフィンを発明し、
世界中に広めたサイモン・アンダーソン。
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2016
今回で連載3回目のBack to the 80’sは、
サイモン・アンダーソンを紹介しよう。
トライフィンを発明&考案し、スラスターと言う
名前で作ったのが彼、サイモン・アンダーソンなのだ。
サイモンが考案した、そのスラスターは、
1981年5月にバリ島で行われた、当時のIPSの試合
(ASPと現WSLの前身)の、OM BALI PROに
プロトタイプを持ち込んで、各国のプロ達に
衝撃を与え、センセーショナルなデビューを果たした。
そして改良を重ね、1981年の冬、自らデザインし
シェイプした板を、ハワイノースショアに持ち込み、
IPSサーキットの、パイプラインマスターズで見事に
優勝をし、それをきっかにプロ達がシングルフィンから
皆んな乗り換えて、トライフィン時代の幕開けとなった。
スラスターと彼は命名したトライフィンのデザインは
それまでのシングルフィン、ツインフィンに変わって、
まさに現代のサーフィングを築き上げた歴史的な
大ムーブメントを巻き起こしたのだった。
Simon Anderson@Rockey point 1982年12月撮影
Kodak KR64 , Nikon F3p+ED600mm/5.6
ハワイオアフ島ノースショアのロッキーポイントで、
新しいスラスターをテストするサイモン・アンダーソン
Simon Anderson@Rockey point 1982年12月撮影
海上がりにバドをクイっと飲んでいるサイモン。
当時彼にインタビューをしに、彼の滞在していた
クイリマのコンドミニアムを訪れた時、キッチンの
ゴミ箱はバドワイザーの空き缶だらけだった。。。
オージーサーファーらしい凄いエピソードだ。
サイモン・アンダーソンは今でも現役バリバリの
ビッグウェイバーだ。
Back to the 80’sの第1回目はこちらからどうぞ!
Back to the 80’sの第2回目はこちらからどうぞ!
さて、いよいよ次回は第4弾!
一体誰が登場するのか??
是非お楽しみに〜♪