Down Under Australia Trip #2
Ryota Matsushita at Dbah
フルスピードで加速し、空高くビッグエアー
を決めた松下諒大プロ。
Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon
ALL RIGHTS RESERVED 2016
前回に続き今回もオーストラリアのセッション
をお届けしよう。
17日の木曜日の超朝イチに僕達は遠くまで
行く事にした。諒大君の先輩、鎌田健一君夫婦
のケンちゃんと、奥様の智恵子ちゃん、そして
松下諒大君、西村優花ちゃんと僕の5人で、
ノースストラッドブローク島までの旅だ。
今回の案内人は、ケンちゃんにお願いした。
クーランガッタから車で2時間弱ドライブし、
その後はカーフェリーに乗って島に向かった。
島に着いてポイントチェックしたら、広大な
ビーチが広がっていて綺麗だったが、波は、
頭半位の凄いオンショアだった。涙。。
到着してすぐに色々なポイントをチェックした。
シリンダーと言うポイントだけが唯一風が
あっていたが波はスネ。。僕達は色んなポイント
を何回もチェックしたが結局撮影出来る所は
残念ながら無かった。天気予報も見事に外れ、
晴れのち小雨になって、風予報もハズレてしまい、
どんどんコンディションは悪くなる一方だった。
気になっていたいつものポイント、Dバーはと
言うと、雨でも良い波だったらしいが、僕的に
せめてもの救いは天候が雨だと言う事だった。
到着して1時間くらいは晴れていたが、
風が合う場所の波は御覧の様にほぼフラット。
水はめっちゃ綺麗だった。
シリンダーポイントは風はオフショアだが
波は小さく、スネくらい。撮影は中止にして、
僕はフテ寝し、みんなは軽く海に入った。
広大なビーチは全て頭半位のオンショアだった。
しかも、乗れる波がほとんど無かった。。
砂の色と同じ白いカニを発見!!
可愛いカニさんは、カメラを向けると何故か
じっとしてくれていた。もちろんこの後逃して
あげたよ。
ビーチの駐車場の木になんと!
野性のコアラを発見!!
僕達が、コアラだ〜!と言ってカメラを向けて
撮影しても気にする事なくずっと眠り続けていた。
帰路の途中、湖にも行ってみた。
野性のコアラやカンガルーも何処かに
潜んでいそうな場所だった。
早朝の5時からずっと、
往復運転してくれたケンちゃん。
ありがとう&お疲れ様でした!!!
この後、ケンちゃんの家にお邪魔して、
皆んなで乾杯して美味しいお鍋を頂きました。
ごちそうさまでしたー♪
翌日、Dバーに向かった。波は肩〜頭ちょい。
天気は晴れた。
ローカルレディースサーファーのレベルは凄く高い。
ほとんど上手いサーファーばかりだった。
Kaito Hamamura at Dbah
浜村海斗君は、仕事の前に必ずサーフしている。
Ryota Matsushita at Dbah
いつも波があれば超混雑しているDバーは
波の取り合いも凄くて競争率も半端ない。
ローカルサーファーともしっかりと、
コミュニュケーションを取っていて、
皆んなの前でもキレのあるエアーを
見せていた松下諒大プロ。
ローカルレディースサーファーはセクシーな女の子
が多かった。
Ryota Matsushita at Dbah
週末の金曜日とあって混雑していたが、
ライダブルな波を捉えてはエアーを決めていた。
松下諒大プロはオーストラリアで修行中なのだが、
更に進化していて、帰国後のJPSAや WSLの参戦が
楽しみだ。
Kaito Hamamura at Dbah
浜村海斗君も松下諒大プロに刺激されて
サーフィングの腕もメキメキと上達し、
将来が期待されるサーファーとして成長している。
相変わらず、風と水温は結構寒いのに
裸にトランクスと言う格好だった笑。
Ryota Matsushita at Dbah
松下諒大プロがスポンサードされている
DOVEウエットスーツは創業40周年で日本初の
サーフィングウエットスーツの老舗で昔から数々
のトッププロをサポートし続けている。
Oney Anwar at Dbah
オニー・アンワーはインドネシアの新鋭トッププロ。
この撮影した後に行われた、先日のWSL台湾OPENで
見事優勝を果たした。
Yuka Nishimura at Dbah
西村優花プロは連日の毎朝6時起きのハードな
スケジュールでも文句ひとつ言わず、毎日明るい
笑顔で撮影に参加してくれた。
優花ちゃん、本当にありがとうね!
その西村優花プロのオーストラリアトリップの
ビーチにはこんなサーファーガールが波乗りの後、
日焼けしてリラックスしていた。
Mark Occhilupo at Dbah
どこかで見たサーファーだな?とライディングを
見ていたら、なんと!オッキーだった。
1999年のワールドチャンピオンに輝いた彼は、
今でも地元のヒーローだ。
マーク・オクルーポは80年代から活躍したが
途中でドラッグとアルコールにハマり、
再起不能と言われていたが、彼女のサポートにより
見事に復活し、ワールドチャンピオンになったのも
記憶に新しい。
そして、翌日の土曜日。
天気はあまり良く無かったが、なんとか
波も残っていた。
Ryota Matsushita at Dbah
朝イチの早くはDバーの一番左のレフトの波が
たまにチューブの波だった。その波を
きっちりと捉えていた松下諒大プロ。
Yuka Nishimura at Dbah
西村優花プロは小さな波でも常にアグレッシブ。
オーストラリアに来て早や9日目だが、だんだんと
波や競争が激しい環境にも慣れて来て、
もっともっと良い波に乗りたい!と言ってた。
Ryota Matsushita at Dbah
朝の6時52分の目の覚めるようなビッグエアー
を決めていた松下諒大プロ。あまりに突然に高く
ぶっ飛ぶので、少しフレームアウトしてしまった。
撮影している時、対空時間がかなり長く感じられた。
Yuka Nishimura at Dbah レフトにライトにたまに来る
チューブの波を上手く見つけて波に乗る西村優花プロ。
波が早くてもきっちりメイクするのは、流石プロだ。
Yuka Nishimura at Dbah
エルロロを決める西村優花プロ。
オーストラリアではレディースのボディボーダー
は少なかったので、多くのローカルサーファーや、
ボディボーダーから注目を浴びていた。
写真では解らないが、結構な混雑ぶりだった。
優しいメンズローカルボデイボーダーの
レベルも結構高かった。
Ryota Matsushita at Dbah
この日の朝の最大セットの高速チューブにプルイン
してフルスピードで駆け抜けた松下諒大プロ。
Ryota Matsushita at Dbah
2時間あまりのセッションに満足したのか
ニコニコで上がって来た松下諒大プロ。
Kaito Hamamura at Dbah
いつも元気な浜村海斗君。相変わらずトランクス
だけと言う。。寒くないのかね?
Shosei Sukematsu at Dbah
rising mag 初登場のイケメンのしょうせい君。
彼も浜村海斗君と松下諒大君らと同じ、
トムさんがやっているシェアハウスに、
ワーキングホリデービザで長期滞在している。
Dai Wako at Dbah
和光大プロもrising mag 初登場!
彼はオーストラリアに長期滞在中で、
サーフトレーニングのコーチも務め、
ここでサーフィンの腕を磨いている。
波も小さくなった翌日の20日は、
日曜日なので、少し遠出してサーファーズ
パラダイス方面に観光に行った。
クーランガッタからバーレーヘッズに向かう
途中にあったこのお店は、中古のサーフボード
が格安で売っていた。
ショッピングモールの椅子に可愛く座る
西村優花ちゃん。
サーファーズパラダイスに向かうと、そこは
近未来都市みたいだった。ホテルのビルも凄い。
サーファーズパラダイスは凄い人で
大都市と言うよりも、カオスな街だった。
ハワイのワイキキの10倍くらいあるかな?
路面電車も走っていた。大きなビラボンのお店。
と言う事で、次回はいよいよ最終回?!
オーストラリア撮影もあと残りが、丸5日。
なんと、15年振りに再会したプロボディボーダーと
超久し振りのセッションなどをお届け致します。
さて一体誰なのでしょうか??
次回をお楽しみに〜♪
See you next swell !!!