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Result of JPBA #1 Biguro Isumi Open 2017

Women’s class Winner

Nao Nagai Congratulations!!

永井那旺選手はプロ転向以降、自身初優勝!

 

JPBAプロツアー第1戦目、

美黒Isumi Openのフルレポートです!

夜はあのPartyにも潜入した!

2日間のアツい出来事を凝縮した

写真が満載の超特大号です!!

 

Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon

ALL RIGHTS RESERVED 2017

 

先日行われた、2017年JPBAプロツアー

第1戦目、美黒ISUMI OPEN。

SURF TOWN FESTA 2017の一環として

行われたのだが、なんと今年でこの

SURF TOWN FESTA 2017は14年目を

迎えた歴史ある一大イベントなのだ。

 

さてJPBAプロツアーの初戦を飾るこの

試合の冠スポンサーは今年から、

新たに、美黒がスポンサーとなった。

この美黒とは、日焼けしたボディボーダー、

サーファーなどに超オススメのフェイシャル

ケアなのだ。

多くのトッププロ達も愛用しており、

日焼けした肌に超オススメの新商品です!

 

美黒のWEBサイトはこちらからどうぞ!

美黒の公式Facebookページはこちらから。

 

先日アップしたNews速報はこちらから是非。

 

火曜日中に全部UPしようと思っていたら、

WSL QS6000始まり日本人プロの勇姿を

撮影していたので、この記事遅れました。

滝汗。。

 

さて話を本題に戻ろう。

5月20日(土)、と5月21日(日)の2日間に

渡って行われたこの試合のコンディション

はプアーで超スモールな波だったが、

幸い天気は超快晴の日本晴れ、波のサイズ

は膝〜腰の波。しかし、ココ夷隅ポイントの

波は力があるのでまだマシな方だった。

 

 

コンテスト会場の特設ステージ。

我らが rising magazineも昨年度より

年間ツアースポンサーになってる。

 

 

 

Day 1 土曜日の波もこんな感じ。

選手達はこの小さな波に翻弄された。

 

 

 

Sari Ohhara 2016 JPBA Champion

土曜日も風が強いサイドオンショアで

ビーチに居ると結構肌寒かった。

大原沙莉選手は昨年度のJPBA

グランドチャンピオンで、APBワールド

プロツアーでは、世界ランキング3位で、

日本人プロの中で鈴木彩加選手と共に

ワールドチャンピオンを狙える位置に居る。 

その鈴木彩加選手は世界ツアーに照準を

合わせてメキシコで修行の為に今回の

第1戦は欠場している。

 

 

 

 

山田幸久プロと鈴木圭佑プロがプロデュース

したサイダーが、BB SPLASH CIDER !!! 

商品企画からラベルデザインまで

鈴木圭佑プロが担当した。

限定品で、大井川水系伏流水使用の後味が

スッキリした美味しいサイダーなのだ。

 価格は1本250円 リサイクル可能な

ガラス瓶仕様で内容量340ml

ケース販売もあり1ケース20本入り5000円

このサイダーの売り上げはボディボードの

楽しさを沢山の方に知ってもらうべく始めた

『SUPPORT THE YOUTH-サポートザユース』

の活動、地元静波の水質調査、備品購入に

使われます。このサイダー欲しいよ!と

いう方は下記へサイダー購入と明記し

個数と連絡先と名前を明記の上、

メールで連絡して下さい。

 qshojc8z@tg.commufa.jp

 

 

 

 

シニアウィメンズクラスの決勝が終わっての

記念撮影。写真左から優勝の鈴木知子は

旧姓河合知子。久し振りのコンテスト復帰で

優勝とは実に凄い。準優勝の大木幸子、

4位原田昌代、一番右は3位信裕子の各選手。

 

 

 

夷隅ポイントの駐車場奥に出来た

スケートボードのランページでも

ローカルサーファー&ローカルスケーター

達がイベントを開催して、SK8大会や

美味しいたこ焼き等を販売していた。

 

 

Photos Kowhey Yamaguchi

超盛り上がっていたSK8のコンテスト。

 

地元ローカル達が募金して、自分達で

ランページを作り、夷隅市の市長にも

お墨付きを貰って最高の環境を構築している。

今シーズンはさらに完成度が高くて良い

ランページがもう一つ増えた。地元周辺の

キッズ達が、SK8を楽しみ、かなり上達して

いるのがかなり印象的だった。

 

 

 

 

Sari Ohhara 大原沙莉選手は今大会、体の

キレも良くて調子が良かったが、まさかの

準優勝という結果になった。

勝負の世界は終わってみないと解らない。

最後の最後で大どんでん返しがやって来る。

彼女は昨年度もグランドチャンピオンなので

2戦目以降の巻き返しに期待したい。

もちろんやってくれる筈だ。

 

 

 

 

写真左からJPBA 前山剛志理事長、

株式会社イル・ヴリール代表取締役の

加藤和則氏、

シニアメンズクラス八木卓弥選手が優勝、

木下陸雄選手が2位に!

3位佐山直樹、4位川嶋正明の各選手。

TEAMラフライスのワンツーフィニッシュ。

八木卓弥選手は早朝に行われた

プロトライアルでも見事合格した。

 

 

 

Yuka Nishimura 7th place 

西村優花選手はQFは良かったが、SFで

敗退してしまった。今シーズンは調子が

上がって来ているだけに次戦以降に期待

したい。

 

 

 

 

5th place Yasuko Mochizuki

惜しくも今大会5位入賞の望月康子プロ。

キュートでスタイルビューティな彼女の

今後の活躍を期待したい。

 

 

 

 

Momo Aida 5th place 

相田桃選手は5位入賞。アマチュア時代に

活躍した相田桃選手は、プロに転向後も

プロツアーに参戦しているが今シーズンも

全戦参戦すると言う。

昨年度の年間ランキングは2位なので

今後どう言う風に戦って行くのかを、

注目して行きたいと思う。

 

 

 

 

MC  Ryoichi ROCHIZ Yamada 

コンテストMCは山田亮一プロ。

BB SPLASH CIDERを持って御機嫌な

彼は今シーズンからはLIVE中継のMC

として、これからも、わかりやすくて

面白い実況をお願いします!

JPBA なみある?特設サイトはこちらから。

昨年度から、FLESH ! で中継しているが

今シーズンからFLESH ! のYOKONORI Ch

から配信している。

ファイナルDay の視聴者数は3万人を超えた。

 

 

 

STOKED BODYBOARDING MAGAZINE

ON SALE NOW !!!

大野路子さんが作ったSTOKED Vol.2 新発売!

やっと完成してこの日に間に合いました。

みなさん是非チェックヨロシクです!! 

 

 

 

 

高田路子さんが手がける布ナプキンと

手作りの可愛いバックも大人気だった。

 

 

 

 

株式会社イル・ヴリール代表取締役の

加藤和則氏率いるTEAM 美黒スタッフさん。

今大会の冠スポンサーになって頂いて、

さらに美黒体験ブースも大盛況だった。

多くの日焼けした方が体験美黒パックを

お試しに来ていて凄い行列が出来ていた。

 

 

 

Best of Japanese Green Tea 

TEAM YS ブースでは柴田泰之プロと

山本綾子プロが美味しいお茶でおもてなし。

柴田ファミリーが作る日本茶は本当に

マジで美味いです。ちなみに毎年買ってるの

ですが、、、

忙しくて今回は買えませんでした…涙。

 

 

 

 

 

Yoshitada Kondo QF 

近藤義忠選手はクォーターファイナルでも

ブッチギリの1位通過。昨シーズンもだが、

彼の選手としてのピークはまだ来ない位、

体力的にも技術的にもまだまだイケる。

それは日頃のトレーニングや、デカい波

での練習やハワイパイプラインの経験が

積み重なっているのだ。

超小波から世界のパイプラインまでを

日本人プロの中でも超トップレベルなのは

本当にリスペクトの一言に尽きる。

 

 

 

 

大会本部テントでは、ジャッジが真剣な

眼差しで採点していた。ジャッジ達の

レベルもさらに進化している。

 

 

 

今シーズンから初めて導入された

4メンプライオリティールール。

念願のこの新ルールでより効率的で

スムーズな試合運びが出来る。

この写真だと、1番初めに優先権を

持っているのはゼッケン赤、2番目の

優先権がゼッケン黄色、3番目が白、

4番目の優先権はまだ誰も居ない

と言う表示だ。

 

 

 

 

LIVE 配信のビデオカメラ担当の

堀之内忠雄君。配信用の動画撮影は

本当に大変です。。

2日間お疲れ様でした!!!

 

 

 

オフィシャルカメラマンの関谷康治君。

記録写真とは言え凄く大変な撮影で

上記の堀之内君と共に設営もこなしていた。

2日間お疲れ様でした!!!

 

 

 

 

Yuki Kato ゼッケン黄色

加藤優来君はまだ若干中学2年生。

予選から勝ち抜いて見事決勝まで勝ち進み

堂々の4位入賞。昨シーズンはJrクラスに

参戦していたが今シーズンはプロ達と戦う

道を選んだ。その右隣に居るのは

蛭間拓斗アマで彼も今シーズンから

メンズクラスで戦ったが、惜しくもR1で4位

敗退してしまった。一番右が今大会優勝の

粂総一郎プロ。次世代の選手が確実に

育って来ており将来が楽しみなのだ。

 

Yuki Kato 4th place 

QF H3でエルロロを決める加藤優来アマ。

父のDNAを受け継いだ次世代のホープの

彼は数々のプロ達を薙ぎ倒しての4位入賞。

今後が本当に楽しみなスーパージュニアだ。

父親の加藤勝典プロはシェイパーだが、

もちろん加藤優来君の板も削っている。

 

 

 

Day2 の日曜日は多くのギャラリーが

観戦しに来ていた。

スマホ片手にLIVE中継の解説を聞き、

スコアを見ながら観戦していた。

 

 

 

Yasuyuki Shibata 4th place

QFで逆転して1位通過し、

セミファイナル、ファイナルの決勝まで

勝ち進んだ柴田泰之選手。

先日パパになったので益々選手としても、

シェイパーとしても頑張ってパパ!!!

 

 

 

 

Winner Soichiro Kume

QFで1位通過した粂総一郎選手は

勢いそのままに決勝まで勝ち進み、

熾烈な決勝戦のファイナルで見事優勝を

勝ち取った。

お母さんが観戦している中で優勝したのは

初めてだったので最高の親孝行となった。

 

 

 

大原洋人プロも姉の沙莉選手の応援に

駆け付けていた。その大原洋人プロは

後日志田下で行われているWSL QS6000に

参戦し、今年こそCTツアー入りを目指す。

本当に大原ブラは凄いのだ!

 

 

 

美黒 Smile! smile! school!!

最終日Day2に行われたスクールも

大盛況で沢山の生徒さんが楽しんでいた。

それにしても豪華な顔ぶれのプロの先生達。

 

 

 

Asako Shiotsuki 4th place

先シーズンから絶好調の汐月麻子選手は、

ハワイのパイプラインでも結果を残して、

この試合も4位に入賞した。

まだまだ彼女の進化は止まらない。

 

 

 

Shiori Okazawa 3rd place

岡澤紫織アマは今大会3位入賞。

こう言った経験が今後の糧になるのは

絶対に間違い無いのだ。

トップアマチュアの彼女も今年20歳になる。

ISA世界選手権でも2回優勝していて、

ゴールドメダルを2個持ってるのは日本人の

中でも彼女だけだ。今シーズンはどんな

活躍をしてくれるのかが、実に楽しみだ。

 

 

 

Sari Ohhara  2nd place

セミファイナルの大原沙莉選手。

QFからSFまで1位通過して、小波でも

パワフルでお手本のライディングを魅せた。

板の調子も良くて体も軽かっただけに、

ファイナルでは逆転負けしての準優勝は

悔しいだろうが、今後のバネになるのだ。

 

 

 

 

 

 

Yoshitada Kondo 2nd place

セミファイナルの近藤義忠選手。

昨シーズンは9年振りの

グランドチャンピオンに返り咲き、

今シーズンも調子がかなり良い。

 

 

 

 

 

 

Yuki Kato 3rd place

加藤優来アマはとうとう決勝まで勝ち進み、

3位入賞の大金星。

 

 

 

 

 

Winner Souichiro Kume 1st place

虎視眈々と優勝を狙うと言うのは

まさにこの表情だ。

セミファイナルでの一コマ。

 

 

Kana Fujita Jr Class 2nd place

藤田加奈ちゃんは近藤義忠プロの弟子。

今大会は惜しくも準優勝だった。

昨日公開した近藤義忠プロのBlog

も是非読んで下さい。

 

 

 

 

Jr Class Winner Yuka Akiho 

Jrクラス優勝は秋保有花ちゃん。

波が小さくて熾烈な争いに勝った事は

今後に生かされる。おめでとう♪

 

 

 

 

DK class 2nd 

Yoshitada Kondo 

2クラス同時エントリーのハードな条件

でも全力で戦った近藤義忠選手。

DKクラスでもプローンでも準優勝は

素晴らしい。お疲れ様!

 

 

 

DK class Winner Yukihisa Yamada

ドロップニークラスの優勝は、

山田幸久選手。近藤義忠選手の2クラス制覇

を抑えての優勝はチャンピオンとしての

意地とプライドだろう。

DKには厳しい超小波のコンディションでの

優勝はまた格別だと思う。

 

 

 

 

2日間とも快晴だったが、風が強くて

肌寒かった場所もあり、暑かった場所も

あったのは俺だけ?

 

 

 

 

もし優勝したら親友の西村優花選手を海に

ハメる!と約束していたのが現実に。

 

Women’s class Winner Nao Nagai 

ウィメンズクラスの優勝は、

プロ転向後自身初優勝した永井那旺選手

波数が数少なくなったファイナルで、

良い波を捉えてきっちりまとめた。

彼女は一昨年位からかなり進化し、

遂にこの日がやって来たのだ!

おめでとうございます♪

 

 

 

 

4th place Yasuyuki Shibata

QF、SFまで柴田泰之選手は自分の良い

リズムで戦っていたが、ファイナル決勝での

波数の少なさと波の小ささに翻弄され、

いつもの良いリズムで乗りきれなかった。

4位入賞したので、今シーズンの試合は

もう上がるのみなのだ。

 

 

 

 

 

3rd place Yuki Kato

今大会はJrクラスにはあえて出場

しないでメンズクラスのプロ達と戦った。

それで3位入賞の結果を残したのは凄い

事だと思う。これからもかなり将来が

楽しみな優来くんなのだ。

 

 

 

 

2nd place Yoshitada Kondo

あと一歩及ばなかった近藤義忠選手。

それでも2クラス共に準優勝の同時制覇を

達成した。

 

 

 

 

 

Men’s class Winner Souichiro Kume 

Congratulations!!!

メンズクラスのファイナルは、まさにコレ

がコンテスト観戦の醍醐味だったと言う位、

最後まで誰が優勝するのかが解らなかった。

前半から快進撃を続けている加藤優来アマが

リードしていて、それに近藤義忠選手と

粂総一郎選手との熾烈な優勝争いになった、

最高に見応えのある決勝戦となった。

その優勝をもぎ取った粂総一郎選手、

本当におめでとうございます♪

 

 

 

JPBA #1 Biguro Isumi Open 2017は

無事に終了して入賞者全員と記念撮影。

お疲れ様でした〜!!!

 

そのあと場所を移動して、

サーフタウンフェスタ2017の太東会場で

もう一度、表彰式が行われた。

 

DK クラス入賞者

写真左から、

(株)イル・ヴリール代表取締役加藤和則氏、

優勝山田幸久、準優勝は2クラス準優勝の

近藤義忠、3位鈴木啓祐、4位永長義幸、

SURF TOWN FESTA 代表友重達郎氏。

 

 

ウィメンズクラス入賞者

写真左から、

(株)イル・ヴリール代表取締役加藤和則氏、

優勝はプロ初優勝の永井那旺、

準優勝は昨年度のチャンプ大原沙莉、

3位岡澤紫織アマ、4位汐月麻子、

SURF TOWN FESTA 代表友重達郎氏。

 

 

 

メンズクラスの入賞者

写真左から

(株)イル・ヴリール代表取締役加藤和則氏、

優勝は粂総一郎、準優勝近藤義忠。

3位 アマチュアの加藤優来、

4位柴田泰之、

SURF TOWN FESTA 代表友重達郎氏。

 

 

そして今大会も無事に全ての

スケジュールが終わり、そのあと、、

夜の部は、小池葵プロが主宰する、A.S.C、

AOI SURF COLLEGEの10周年記念PARTY

に、潜入し撮影して来た〜。

 

写真左から那智黒こと高瀬ひろみプロ、

畠山美南海プロ、小池葵プロ、井上美彌プロ

ピーチ姫の相田桃プロ、粂総一郎プロ。

 

小池葵プロは選手引退後の10年で

数々のプロとチャンピオン達を育てあげた。

この功績は本当に素晴らしいし、

これからも続いて行くのだ。

僕も葵ちゃんが中学生の頃から色々凄く

お世話になっているのでこのPARTYに

参加して撮影させて貰った。

 

 

10周年の感謝の気持ちの言葉をスピーチして

る時に感極まり涙した小池葵ちゃん。

 

 

写真左から、粂総一郎、畠山美南海、

小池葵、相田桃のプロ達。寄せ書きと、

10周年記念ケーキを贈られて大喜びの図。

 

Party参加者全員で記念撮影をした〜。

 

2日間に渡って行われた

JPBA #1 Biguro Isumi Open 2017、

ローカルの皆様、

スタッフの皆様、選手の皆様、

関係者の皆様、PARTYに参加した皆様、

大変お疲れ様でした!!!

 

 

 

あ〜!やっとこの土日のくだりが

終わったです。。

 

5/23からはWSL QS 6000のラウンド1が

始まっており、日中はずっと海で撮影して

この特大記事を仕上げたのは夜中の1時過ぎ。

あ〜しんどwww

 

今日も朝一から撮影して、

またココにUPします!

 

最後まで読んで見て下さった方にも

ありがとうございました☆

rising magazineの、Facebookページに、

見るだけではなくて、、是非いいね!と

記事にもいいね!の両方を押して頂けると、

かなりやる気と励みになります。ホンマに。

よろしくお願いいたします。

https://www.facebook.com/risingmag

 

See you next swell !!!

Arigato and Thank you …

 

Back to the 80’s #4

Tom Curren at Back Door 

トム・カレンは、アメリカ人としては初めて

3回のワールドチャンピオンに輝いた

80-90年代のスーパースターだ。

 

Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon

ALL RIGHTS RESERVED 2017

 

 

 

 

 

今まで、3回に渡って不定期に連載している、

Back to the 80’sの特集もいよいよ最終回??

 

GW真っ盛りですが、今回は連載4回目は、

あの、トム・カレンの登場です!

 

当時撮影したのは勿論フィルムカメラで、

ニコンのF3pにモータドライブ、

ED600mm/5.6 マニュアルフォーカス、

フイルムは、Kodak のコダクローム64とか

FujiのVelvia 50と言う、低感度で扱いが

難しいリバーサル(スライド)フイルム。

ピント合わせも手動の時代で、近眼の僕は

撮影する時、結構大変でした。

 

この写真は全て、デジタルスキャンしてから

掲載しています。

 

80年代初頭に大活躍したマーク・リチャーズ、

ショーン・トムソン、トライフィンを発明考案

した、サイモン・アンダーソンらが登場する、

前回までの連載は下記から是非、御覧下さい。

全ての写真は、僕が1980年代に撮影した、

レアなお宝写真ばかりです。

 

Back to the 80’s第1回目はこちらからどうぞ!

Back to the 80’s第2回目はこちらからどうぞ!

Back to the 80’s第3回目はこちらからどうぞ!

 

 

トム・カレンは、カリフォルニアの

サンタバーバラ出身で、アマチュア時代から

NSSA(全米学生連盟)で衝撃的なデビューを

果たし、プロになってからのASPツアー

(現WSL)でも歴史に残る数々の優勝記録を

更新した。

あの名作、THE SEARCH のサーフィン映画に

主演するなどフリーサーフィングでも世界中

にトム・カレン旋風を巻き起こしのだった。

アメリカ人選手のトム・カレンが、初めて

ワールドタイトル争いをしていた当時、

アメリカで開催されたASPツアー(現WSL)の

ハンティントンビーチで行われていたOP PRO 

の試合はもう凄いお祭り騒ぎで盛り上がって

いた。1984年のASP WCTの OP PROでも

優勝した時も僕は写真の修行で当時、

カリフォルニアに住んでいたから鮮明に

覚えている。

彼独自のサーフィングスタイルは、

実にパワフルで、美しくてスタイリッシュ。

世界中のサーファー達を魅了した。

 

 

 

Tom Curren at O.T.W Off the wall 

1982年12月撮影。

この頃のトムはまだハワイの経験が少な

かった頃だが、既に才能を発揮し始めてた。

 

 

 

 

Tom Curren at Pipeline

1983年12月撮影

このシーズンに最も急成長した彼は、

パイプラインでも彼独特のスタイルで

多くのフォトグラファーや、他のプロ達、

そしてギャラリー達、グルーピー達などを

魅了していた。OPの大きなロゴと、

リップカール、チャンネルアイランドの

彼の板のデザインが懐かしい。

 

 

トム・カレンは親日家でもあり、当時の

ASP世界ツアーで千葉で行われていた

あの伝説の、丸井プロでも何回か優勝して、

日本人サーファーからも支持され、数多くの

ファンを魅了した。その彼のスポンサーは、

The Surf 社長の紀藤雅彦氏と親交が深く

東京の鎌田とハンティントンビーチにある、

The Surf からサポートを受けて、あの天才

シェイパーのアル・メリックがシェイプ

しているチェンネルアイランドサーフボード、

RIP CURL ウエットスーツ、そしてウェアー

が、OPと、彼のサーフボードデザインや

形を当時の世界中のファン達が真似をした。

 

 

 

 

Tom Curren at Hebara Chiba Marui Pro 

80年代、毎年千葉県の部原海岸で行われて

いた、ASP世界ツアーの丸井プロでも多くの

優勝を果たし、日本のサーフィング業界や

多くのファン達に凄く大きな影響を与えた。

 

 

 

 

 

Tom Curren at Sunset Beach 

1984年12月撮影。

サンセットビーチで行われた、World Cup

に出場した時の写真。この翌年には念願の

ワールドチャンピオンにも輝いた。

歴代のチャンピオンはココをクリック!

 

 

 

Tom Curren at Back Door 

この日の事も鮮明に覚えている。。

バックドアにとっては、波のサイズが

デカ過ぎてサーファー達は居なかった。

朝一番はモーニングシックで波もまとまって

いなかったのでフォトグラファー達も、

チェックしてから居なくなっていた。

俺は横目でパイプラインを見ながら、

バナナを食べながらじっとその時が来るまで

ひたすらに待っていた。

ほとんどのサーファーやボディボーダー達は、

レフト側のパイプラインを攻めていたので、

サーフィングフォトグラファー達も少なくて

日本人フォトグラファーは俺だけが、OTW

(オフザウォール)の左側からバックドアを

狙っていた。乗れそうで乗れない危険な

セットが入る中、ケリー・スレーターと

トム・カレンの2人だけが、バックドア側に

ポジションを移動して来た。

お!来た!キター!!!

世界中のサーフィングフォトグラファー達が、

重い望遠レンズとカメラが付いた三脚を

担いで、ビーチを走り出したその時。。

ソリッドなセットが入り、トム・カレンが

テイクオフした。どよめくギャラリーの

歓声とフォトグラファー達の罵声が飛んだ。

『On !No!! Fuxxin shit!!!』と皆な言って

いる妬みの中で、シャッターを切っていた。

限られたフィルムの残枚数を気にしながら

シークエンス12枚も撮影出来た。

テイクオフしてすぐにドチューブにプルイン

した彼はボトムターン省略のド迫力満点の

スーパーショットとなった!!!

親友のBrian Bielmann とTed Grambeuの

巨匠フォトグラファー達は勿論そこに居た。

テッドは流石にバッチリと抑えていたが、

ブライアンは途中でフイルムが終わって

結局肝心な部分が撮れていなかった。。

フイルムカメラの宿命はすぐに結果が出ない。

これも現像が上がって来るまでハッキリと

解らない位、オレ達は興奮しながら、

みんな奇声を発していた。

 

この写真は当時の、The Surf のTシャツと

月間サーフィンライフ誌の見開きになった。

結局このベストポジションから撮影出来た

のは世界でも数人だけとなったのだった。。

 

 

不定期連載の、、

Back to the 80’sは、

いかがでしたか??

 

 

次回予告✨

Coming up next …

いよいよ、Back to the シリーズは

90年代に突入するのか??

 

是非お楽しみに〜♪

 

 

 

One more things…

Back to the 80’s  back number 

Please Click here !!

#1 Mark “MR” Richards

#2 Shawn Tomson

#3 Simon Anderson

 

See you next issue!!!

 

 

Wednesday spring session

 

Yoshitada Kondo at home point

久し振りにサイズアップした湘南に

やっと春らしいうねりが届いた。

 

Photos and Story by*Masahiko Yoshioka/Nikon

ALL RIGHTS RESERVED 2017

 

桜がほぼ満開になった湘南エリア。

火曜日に荒れた天気も翌日にようやく

回復し、久し振りにサイズのある波に

出会えた。ここ最近波が小さくて少し

不満気味だったが、水曜日の朝は昨日の

夕方からのサイズアップで迎えた。

 

2017年4月12日水曜日AM5:30

辻堂に朝一番にチェックしたが、なんと

誰もまだ入っていない。

オフショアでセットで頭半くらいだが、

モーニングシックって感じでイマイチ。

近藤義忠プロからの電話で少し西に

向かった。彼は先月、試合の為にハワイ

ノースショアで2週間滞在していた。

パイプラインインビテーショナルに

招待されて出場していたのだが、

帰国してからあまりサイズのある

波がなかったのだった。

 

近藤義忠プロの最新Blogはこちらからどうぞ!

 

 

 

Yoshitada Kondo at home point

近藤義忠プロは水曜日の早朝4時前に

起床して、彼のホームから走り回って

色々なポイントをチェックしたが、

結局ホームでサーフする事になった。

とりあえず、一発目はショートボードで

サーフして、波の感じを掴んでいた。

 

 

 

Yoshitada Kondo and Ryosuke Kenmochi

セットの合間に談笑する2人。

MO3と言うショップを営んでいる

剣持良輔君はいつもここの波があったら

必ずサーフしている。ストイックな

リアルローカルサーファーなのだ。

 

 

Ryosuke Kenmochi@home point

気持ち良さそうにクールーズしている

MO3(もっさん)剣持良輔君。

 

 

 

Yoshitada Kondo @home point

波のサイズはあっても、少しイマイチな

波の時はボディボードのプローンよりも

ドロップニーでクルージングする近藤プロ。

 

 

 

たまにミドル〜インサイドはこんな感じ。

セットで肩〜頭半だったが平日と言う事で、

海は比較的空いていた。

 

 

 

Yoshitada Kondo @home point

昨シーズンJPBAプロツアーで

グランドチャンピオンを9年振りに奪還

した近藤義忠プロは今年36歳だが、

彼の選手としてのピークはまだ来ていない。

キレのあるスタイルは益々進化している。

それも常日頃のトレーニングと、どんな

波でも対応出来る努力の賜物だと思う。

 

 

 

Mt,Fuji 

富士山もまだまだ雪化粧だったが、

天気は曇り時々晴れで雲がかかっていた。

 

 

 

 

Ryosuke Kenmochi@home point

少し右側のセクションが彼のお気に入りだ。

 

 

 

 

Yoshitada Kondo at home point

 

 

 

 

 

朝一番にV字飛行する鵜達。

これから何処に朝御飯を採りに行くのかな?

 

 

 

 

 

 

Yoshitada Kondo at home point

バックフリップを鮮やかに決めた

近藤義忠プロ。

 

 

 

 

Yoshitada Kondo at home point

サクッと春のセッションを楽しんだ

近藤義忠プロ。

今シーズンは冬から春にかけての

デカい波があまり立たなかったが、

これから夏に向けて期待したい。

 

 

と言う事で、水曜日の春波セッションは

終了した。この日はこの後オンショアに

風向きが変わったが一日中サイズがあった。

 

次は何処か違う場所に行きたいと思う。

 

See you next swell!!!

 

one more things…..

締め切り間近です!!!

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