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Brian Bielmann’s Eye #001

サーフィングフォトグラファーの巨匠、

ブライアン・ビールマンによる

最新お気に入り写真作品特集!!

 

Photography and Story by  Brian Bielmann/Canon

Text by Masahiko Yoshioka/Nikon

ALL RIGHTS RESERVED 2018

 

ブライアン・ビールマンとは、1982年からの

付き合いになる。彼ともう一人のサーフィング

フォトグラファー、ヴィンス・カバティオの3人

とハワイノースショア、ロッキーポイントで

一緒に夢の様な楽しい生活を送っていたのが、

80年代。カリフォルニアでもずっと一緒だった。

 

レジェンドサーフィングフォトグラファーとして、

今や超有名で、超一流の彼による、彼の目と魂と

カメラで感じ撮った今シーズンの

お気に入り作品をお届け致します!!

写真の下に英語で書いてあるのは、全て彼が

今回の為に書き下ろしてくれました。

 

 

That’s Albee Layer in a big inside bowl,

he rules this zone.

アルビー・レイヤーはこのとてつもなく大きな

インサイドボウルでこのゾーンを支配している。

 

 

 

Jamie Mitchel at Jaws,

He is one of the best guys in big waves now.

ジェイミー・ミッチェル  マウイ島ジョーズ。

巨大な波に乗る男として最も素晴らしい

サーファーの一人でもある。

 

 

 

Backdoor in early season

lucas Godfrey style master,

Lucas has grown up on the north shore

and now gets tons of waves.

2017-18年今季、冬のノースショアシーズン

始まりにバックドアで撮影。

スタイルマスターのルーカス・ゴッドフレィ。

ルーカスはここノースショアで生まれて育ち、

今や彼は何万本もの波に乗っている。

 

 

 

JJ Florence Insanities, he put on a

clinic getting barrel after barrel ,

I think he got 10 waves to

every one elses 2 or 3

ワールドチャンピオンの

ジョンジョン・フローレンスは異常な位、

チューブに入りまくる。他のサーファーが2-3本

しか乗れない日でも、彼は10本のチューブに

入っていると僕は思うよ。

 

 

 

Rock Star Iggy Pop,

I photographed him for Billabong ,

What a great moment!

because I’m so into music !!

アメリカの超有名なロックスターのイギー・ポップ

2010年ザ・ストゥージズとしてロックの殿堂入り

を果たした彼をビラボン社の為に撮影した。

なんて最高な瞬間だったんだ!

だって僕は彼のロックな曲に

超ハマっているからさ!!

 

 

 

Pipeline with guy straightening out,

during the Backdoor Shootout,

He should have gone,

maybe the best barrel of his life.

今年行われたバックドアシュートアウトで、

彼はパイプラインの波を真っ直ぐに降りて行った。

多分、彼の人生で一番の波だったと思うし、

彼はこの波に行くべきであったと思う。

 

 

 

Iain Campbell APB World Champion 2017

Reef Macintosh deep in a pipe barrel,
Reef has been doing the Pipeline thing for
so many years and is still going strong.
Iain Campbell at pipe big barrels in the evening.
 
2017年昨年度のAPBワールドツアーの
世界チャンピオンに輝いたイアン・キャンベル。
 
超浅い危険な尖ったリーフのパイプラインは
深い大きなチューブを形成している。それは
まだまだこれからもより強く強靭になり、何年か
の長い長い年月によってそれらは形成された。
夕方のパイプラインで大きなチューブの波に
乗るイアン・キャンベル。
 
 
 

 

Iain Campbell at Pipe, Charging a huge barrel 

Iain is the 2017 APB Men’s World Champion!

パイプラインの強大なチューブにチャージ

しているイアン・キャンベル。

イアンは2017年APBワールドツアーの

世界チャンピオンだ!

 

 

 

Kalani Chapman at Pipeline

Doing the speed blur thing late night Pipe.

カラニ・チャップマンは、夕方遅い時間

暗くなってからのパイプラインで暗くて

見えないのにスピードを出してチューブを

駆け抜けていた。

 

 

 

Body boarder at jaws

Going for it on the shoulder,

You don’t see many bb at Jaws.

マウイ島のジョーズで肩の方から

果敢に突っ込むボディボーダー。

ジョーズではあまり沢山のボディボーダー

を見る事が出来ない。

 

 

 

Danny Fuller at jaws,

Huge backside barrel at Jaws,

I bet one of the biggest barrels ever in his life.

ジョーズでのバックサイドで、とてつもなく強大

なバレルになる波に乗るダニー・フラー。

彼の人生の中でも最も強大な波になった

事だったと、僕は賭けても良い。

 

 

 

Brent Bielmann  

A huge set at Jaws with my nephew in

the foreground on the jet ski.

僕の甥っ子、只今売り出し中の

新鋭サーフィングフォトグラファー

ブレント・ビールマンは 強大なセットが入る

ジョーズでジェットスキーに乗り込み、

最前列の場所で撮影していた。

 

 

 

Big set with Photographer

Larry Haines almost getting caught.

親友のフォトグラファー、ラリー・ヘインズは、

もう少しの所で巨大なセットの波に

やられる所だった。

 

 

 

Early morning backlight  jaws

as we first pulled up,

looking from behind the wave.

我々は早朝の逆光の中一番最初に沖へ引っ張って

連れてもらい、波の裏側から見たのがこの写真だ。

 

 

 

Old sugar mill at Waialua 

ワイアルアにある、サトウキビ工場跡地。

 

 

 

 

 

Morning grow with Chinaman’s Hat  AM5:45

チャイナマンズ・ハット(Chinaman’s Hat)は

アメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島沖、

カハナにある無人島。ハワイ語ではモコリイ

Mokoli‘i)と呼ばれる。

明け方の5時45分頃に撮影した。

 

 

 

Sunset time at Pipeline 

パイプラインでサーファー達が夕日を

見ながら波待ちしていた。この瞬間が

最も美しく思うし、一緒にサーファー達と

この素晴らしい時間を共有出来た事が一番

の幸せだと思う。

 

 

ブライアン・ビールマンからのメッセージ。

日本のみなさん、僕の写真作品を最後まで

見て下さって本当にありがとうございます!!

僕は、今回マサヒコからの依頼でこのrising 

magazineに写真を送りました。

彼とは長い付き合いで、日本人の中でも

一番イカレた僕の大切な親友なのです。

彼も僕も、2018年の今年は大きく変わる時、

進化しなければいけない時なんだと、

先日の彼との電話でつくずくそう思いました。

僕は、マサヒコが運営しているこの

rising magazineに僕の作品を沢山の

大好きな日本の人達に見て貰う事が出来て

凄く光栄です。

そして、大好きな日本にまた近い将来

撮影と旅で絶対に戻って来る事を約束します。

もし、よかったら、僕の作品が沢山掲載している、

Instagramや、Facebookなどを是非ご覧下さい!

僕のホームページで僕の作品がオーダー出来ます。

是非ご覧下さい!!

https://www.brianbielmannprints.com

https://www.facebook.com/brian.bielmann

https://www.instagram.com/brianbielmann/

 

Mahalo and I’ll be back to Japan soon !!

1st March, 2018

Best Regards 

Brian Beilmann 

A new journey to seek waves #2

10日間 3,500kmの旅から戻ると、

湘南エリアは久し振りにサイズアップした。

Photos by*Masahiko Yoshioka/Nikon

ALL RIGHTS RESERVED 2018

https://risingmagazine.com

https://www.facebook.com/risingmag

https://www.instagram.com/risingmagazine/

 

10日間で色々な場所に行った。

走行距離はなんと3,500kmになっていた。

目的地が6箇所のほぼ日本列島半周の旅。

サーフィングフォトグラファー歴38年目で

いつもは目的地が1箇所なので、初めての経験だ。

旅から戻ると湘南エリアは南岸低気圧の通過で

いきなりサイズアップしていた。その撮影後に

いきなりiMac 特盛が購入3年目で故障し、

もう一台のMacBook Proも調子悪く全く仕事が

出来なかった。実に悔しい。。こんなトラブルは

避けたかったが仕方がない。こう言う時に限って

仕事が増えパニックにもなった。

さて話が脱線してしまったが、この日は日曜日。

辻堂を朝イチにチェックして、西に向かった。

茅ヶ崎の情報も集めて結局いつもの西湘エリアに

向かった。近藤義忠が既にラインアップしていて、

ミドルからインサイドは綺麗なチューブになっていた。

 

Akeo Waseda  

早稲田暁生はインサイドセクションのホレた

波でチューブを決めていた。

 

 

Katsuhiko 1000 Izumida

1000ちゃんは日曜日は必ずラインアップして

いる往年のレジェンドプロボディボーダー。

地元の少年の橋下太陽くんと一緒に

パドルアウトする優しい兄貴でもある。

 

 

Yoshitada Kondo 近藤義忠は昨年度2017年の

JPBAプロツアーで前人未到の2クラスの

チャンピオンに輝いたのも記憶に新しい。

彼の選手生命はまだまだで、チャンスがあれば、

APBワールドツアーのハワイノースショアでの

パイプラインチャレンジに挑戦して行きたいと

語ってくれた。日本人選手過去最高記録を持つ

彼のスキルはまだまだ進化している。

メンズプロが最近めっきり少なくなったハワイで、

近いうちに一緒にまた、良い写真を残したいと思う。

 

 

楽しそうにワクワクしてこれからパドルアウト

するキュートで、格好良いローカルの

サーファーガールズ達 ♪

 

 

  

Mayumi Tone 刀根真由美も久し振りに登場!

彼女は夕方の居残り練習と撮影を志願した。

アツい、トッププロでAPBワールドツアーの

ポルトガルSintra Proには毎年参戦していて、

昨年のその試合で見事4位入賞を果たした。

まだまだイケるので頑張ってほしい。

 

 

Yoshitada Kondo 近藤義忠。

この日は、サイズもセットで頭オーバーあり、

お化けセットは頭半だったが、結局良い波は

ミドルセクションからインサイドが良かったが

そのポジションをキープするのが難しかった。

癖のある波だったが、色んな波のタイプの

パターンがあり、練習にはなったと思う。

久し振りにサイズアップした湘南エリアだった。

彼のBlogは今月のBlogの中でもブッチギリ

アクセス数が一番となった。

 

 

 

Kana Fujita 藤田佳奈ちゃんは、高校2年生。

昨年度JPBAツアーJrクラスの年間チャンピオン。

近藤義忠に師事して、これからの未来のトッププロ

を目指して練習している。

 

 

 

Yoshitada Kondo 

インサイドのセクションで綺麗なグリーンルームの

チューブを駆け抜けていた。

 

 

Kowhey Yamaguchi

笑顔が最高な山口幸平は、

元プロボディボーダーだが、SK8でも

ショートボード、スノーボードと何でもこなす。

彼もDOVE TEAMのライダーだ。

 

Ryota Matsushita

松下諒大とは久し振りに再会した。

撮影出来たのは昨年のオーストラリア以来。

相変わらずのパワームーブで綺麗な

スプレーを飛ばしていた。彼も由緒ある名門

DOVE TEAM のトッププロだ。新作の

ウェットスーツは本当に暖かくて最高らしい。

 

 

波は相変わらずセットで頭オーバーだった。

しかし、昼前にはサイドオンになってしまい、

風の吹き方が天気予報より強くなてしまった。

 

 

Yasuyuki Kobayashi

辻堂のARCサーフショップのコバちゃん、

小林保之もライアップしていた。

古くから辻堂に移り住み、NSAの

全日本にほぼ毎年出場している。

 

 

Kana Fujita 藤田佳奈ちゃん。

 

 

  

Yoshitada Kondo 近藤義忠はこの日、2本の

ヒットアンドリバースが出来る波に遭遇したが、

この波では惜しくも失敗してしまったのは、

不規則な波だったからだ。彼のBlogで、もう1本

成功している動画もあるので是非見て欲しい!

 

 

Mr. SKW Shinichi Ikeya

 

 

 

 

Yoshitada Kodo 

 

 

 

 

 

Mayumi Tone 朝イチのセッションで、

納得が出来なかった刀根真由美は、自ら

居残り練習を志願して、プロとしての意地を

見せて、写真を残せた!

真由美ちゃん、お疲れ様でした!

 

 

 

夕方の居残り練習のセッションでは、

こんな波もあったが、この1本だけだった。

 

 

そして夕日サンセットタイムになって、、、

 

U.F.O ??

雲の形をした謎の飛行物体が2機現れた。

左にスーッと移動して、突然全部消えた!

この時の目撃者も沢山居た!

M8.8 ,16min,16mのメッセージが来た様にも

思った〜。。

そうなると確実に富士山は大爆発する。

この日はちなみに、2月11日だ。。。 

そんな大惨事が来ない事だけを祈りたい!

 

See you next swell and

Next story…

A new journey to seek waves # 1

波を求めて自由で楽しい旅は始まった。

冬型の気圧配置が強まり雪国となった。

Photos by*Masahiko Yoshioka/Nikon

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やりたい事は沢山あるが、一番やりたい事とは

良い波を求めて旅する事だった。

旅なんて随分としていなかった。

会社員の方なら有休を取るしかない。

自営業の人は自分で調整するしかない。

 

人生は一回しか無い事を思い出して、

波を求めて自由で楽しい旅は始まった。

 

 

湘南から北上した。

途中雪国になり、豪雪地帯もあった。

ブリザードと言う、恐ろしいのも見た。

雪国はコントラストが無いようにも見える。

それも、美しい日本の四季の色なのだ。

 

Colors of the four seasons in Japan*

 

 

綺麗で静寂な空間。雪国は厳しくて美しい。

波は、まだまだ全然まとまっていなかった。

 

 

 

 

栃木に行き、新潟県にも行ってみた。

素晴らしい楽しい仲間だと思える、

心の優しいサーファー達とも知り合った。

最高なおもてなしを受けて、笑顔で次の

目的地に向かう。

 

旅と旅行は全く違う。

 

次はどこに行こうか?

どんな波に出会えるのか、

テンションは上がり、長時間のドライブ。

半端ない距離だが全然気にならない。

親友との2人旅はこうして始まったばかりだ。

 

明日の日曜日は波が少し上がりそうだ。。

 

See you next swell maybe next Monday!!

 


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